浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

日日に神の御胸に抱かれて
光の国に住める嬉しさ

「御垂訓」

2018-08-29 08:20:17 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―1

主題:苦しみは自分の心の中から生まれる

 
先の続き・・・

ここで、調和についてお話しましょう。
何故、それほど調和が大切なのか、
この宇宙の中で地球は太陽系に属しています。
太陽を中心とした見事な調和の世界です。
太陽系には、皆さんご存知のように、
水星、金星、地球、火星、木星、と、
九つの大きな惑星が太陽の周りを回っています。

その他に三万数千の小惑星があり、
それら全てが一定の法則に忠実に動いています。
一日、二十四時間、一年、三百六十五日が
過ぎていくのは、この法則、見事な調和のためです。
地球が二十四時間で、一回転、
つまり自転する速度を知るには、日の出を見ると
分かりやすですね。

しだいに東の空を明るくして、
やがて糸を引くように昇ってくる朝日、
あれが地球の回転する速度です。
あれが二十四時間で元の位置に戻って一日、
それを三百六十五回と四分の一、
繰り返した時、
今度は太陽の周りをちょうど一周します。

地球を太陽と比べるなら、
太陽をサッカーボールの大きさにすると、
地球は米粒か、米粒の半分です。
その地球が道もない太陽の周りを正確に回ります。
他の惑星も一定の正確なリズムを持っています。
文字通りこの宇宙、この世はハーモニー、
つまり大きな調和によって成り立っているのです。
人間がそれに背いて正しく生きていける
はずもないのです。





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「御垂訓」

2018-08-29 00:23:34 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


      講演 四
 
「大宇宙は大神体なるがゆえに 
   この現象界の地球も神体なり
      神体なるがゆえに大神殿なるべし」
先の続き・・・

人間にはその方その方の器がございます。
出すことによって器が広がります。
貰うことによって器が小さくなります。
そういう方はだんだんと器が小さくなり、
心まで小さくなっていきます。
やがて死んだらカチカチの一次元に入ります。
「自分さえ良ければいい、人はどうなっても構わない」と
いう人は、苦しまなくてはなりませんね。

「人のことに構っておられるか、自分さえ良ければいい」
という生き方は、幸せになるような錯覚を起こしますが、
これは不幸への誘惑、悪魔のささやきなのです。
どんなに人の良いお方であっても、
大きな財産が入ったために、
「兄弟にやりたくない、この金は自分だけのものだ」
と言って頑張って、己を小さくしている例は
たくさんあります。

これも自然の摂理、法則っだということを知った時、
私たちは自分に許される限り、
人様のために出させてもらうことです。
仏教では布施行といいますが、
これは自分の心が豊かになります。
さて、「心行」に戻りまして、
「この現象界の地球も神体なり」地球は大神殿であり、
御神体です。

この御神体の中に、
私たちが生きる条件のすべてが与えられています。
空気であり、水であり、植物であり、動物であり、
すべてが神の御胸にあることを自覚した時に、
いろいろの迷信や間違った宗教が分かります。
このことを私は自覚させてもらっています。
その時、すばらしい安心と、
自分が通して大いなる神の御業を見せていただくことが
でき、
自分がほんとうの神のみ使いであったということが
自覚できます。

自分という肉体を通して他に現わしていただく数々の奇跡は、
人間のなしうることではありません。
神の分け御霊であり、
そして神の子としての己自身を知ることによって、
はっきりと自覚できます。
これは神を体験することですね。
自分が神様と同じことをさせてもらうのだということが
分かります。

              
      ~ 感謝・合掌 ~


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