~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~
講演 八
「肉体保存のエネルギー源は万象を含め動物・植物・鉱物なり
このエネルギー源に感謝の心を忘れず」
生きていく限り、肉体を保存しなくてはいけません。
そのためにはあらゆる動物の命、つまり、
お肉とかお魚とか生きものの命を頂きます。
更に植物の命を頂き、水などの鉱物を頂いて、
そのお陰で生きさせていただいているのですね。
ですから常にこのエネルギー源に感謝の心を忘れてはならないのです。
ところがあって当たり前と思う中から、感謝を忘れていきます。
常に「もし無かったら」と思って感謝を忘れなければ、自分の心が喜びに
満たされます。
ですから感謝したら得です。
「私はこんな辛い環境の中で、何も喜べません」と
おっしゃる方がありますが、お日様の熱、光に感謝しなさい、
空気中の酸素に感謝しなさい、水に感謝してみなさい、
喜びはいっぱい与えられます。
そうしますと、今の苦しい環境はだんだんと消えていきます。
金や物はたくさん持っていましても火事に遭えばなくなります。
しかし心の喜びはどんなことがあっても誰も盗むことはできません。