~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~
講演 八
「両親に対しては孝養を尽くすべし」
私たちは、お父さんお母さんのご縁を頂かなかったら、
この世の存在は許されませんが、
両親は生まれた時からずっと側にいて下さり、
あまりにも親しすぎて、親の有難さが認識できないのです。
親というものは、自分を捨ててでも子を守ろうとし、
自分は食べなくても子にたべさせようとし、
自己を犠牲にしても子を育てようとして下さいます。
これこそ「神の心」です。
「あなたの両親は、神様が私たちに与えてくださったお父さん、
お母さんですから、その父と母を敬い、尊び、
父母の言葉に従うことは、神を敬い、尊び、神の言葉に従うことだ」と、
神様はおっしゃるそうです。
「両親に対して孝養を尽くすべし」とは、
両親の言葉に従ったらよいということです。
親に逆らうことは、神に逆らうことになりますから、
それはうまくいきません。
常に両親は神様であると思わせていただいたらいいのですね。