浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

自我越えて肉の己れを
捨し時 神と我とは
一つなる知る

「御垂訓」

2019-11-02 23:10:20 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

添付のお写真は恩師「長尾弘」先生が少年を舞台で
癒しをされているのを学びの友の方がカメラに
収めたものですが、ご覧のように少年が着ていた衣類は
視認できますが、少年の肉体は消えてしまっています。(肉体離脱?)
また、飾ってある花々も歓喜に躍動しています。


~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


                   講演 八

「肉体先祖に報恩供養の心を忘れず」

先の続き・・・

仏壇には、ほんとうに不思議なことが起きます。
成仏されていないご先祖様がおられて、
仏壇の中が自分の住む場所であると思っておられますと、
無礼なことをした時とか不孫なことをしました時には、
必ずよくないことが起きます。

あるおばあちゃんが、いわゆる老人性痴呆症で、
ひっきりなしに自分が幼い頃のお父さんお母さんのことを
おっしゃるそうです。
そして「家に帰ってくる」と、常に言われるので、
息子さんのお嫁さんになる奥さんが、
そのおばあちゃんのお里へ行かれて、
「お仏壇の前でこのテープをかけさせて下さい」と言って、
私の救霊のテープをかけていただいたそうです。

そうしますと、
おばあちゃんがいっぺんに里の家のことを言わなくなったのですね。
もうずっと幼い頃のふるさとのことを言い続けておられたのが
いっぺんに止まった、とおっしゃっていました。
これはやはりそのお仏壇の中におばあちゃんの心をひく何かの
作用があったのです。
それが消えたのですね。



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「御垂訓」

2019-11-02 06:43:37 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


                    講演 八

「肉体先祖に報恩供養の心を忘れず」


今、自分が存在するのは、
無限のご先祖様から代々と受け継いでいただいたからです。
そうして初めてこの世に自分が在らせていただきます。
ご先祖の無い方は一人もありません。

無限の数のご先祖様の縁生をいただいきまして、
今の自分が与えられています。
有難いことに、正法を実践させていただき、
心に目覚めて自分が救われた時には、ご先祖様もまた救われます。

無限のご先祖様を寄せ集め凝縮させたものが自分であるならば、
自分自身が悪い癖、欠点を修正して、自分が救われた時には、
ご先祖様も救われるのです。
自分の塊がとけた時同時に先祖代々の悪い癖、
欠点を自分がとかせていただく
ことが出来るのです。

これはご先祖様に対するご恩返し、報恩になりますね。
「供養の心を忘れず」とは、人としてなすべきことで、
忘れてはいけません。

高橋信次先生にご縁を頂いた方が、早とちりをなさって、
「もう仏壇はいりません。お墓もいりません」と言って、
仏壇を閉じてしまったり、中にはこわして
しまった人もあったそうです。

神はただお一人、この全宇宙の中にただおひと柱ですから、
いろいろな神を祀ることは要りませんが、
ご先祖様はそんなわけにはいきません。
昭和五十三年当時のことです。

あるところで、
息子さんがノイローゼになって困っておられたお宅へ
寄せていただきますと、仏壇がしめきってあるのです。

「高橋信次先生の教えを学んでから、もう仏壇はいらないので、
しめきったままにしています」と、おっしゃっていました。
先生はそういうことはおっしゃっておられなかったはずです。

「心行」にも「肉体先祖に報恩供養の心を忘れず」と、
ちゃんと書いて頂いているのに、
仏壇を閉じたり、ないがしろにしたりしてはいけません。
「心行」を真に理解しますと、そういうことはできないはずですね。
そこで、仏壇の扉を開けて、よくお詫びをしますと、
息子さんのノイローゼはいっぺんに治りました。



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