~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~
講演 八
「肉体保存のエネルギー源は万象を含め動物・植物・鉱物なり
このエネルギー源に感謝の心を忘れず」
先の続き・・・
まあ嫌な人だと思いますけど、
これは私にとって尊いお師匠さんです。
私たちに、そんなことをしてはいけないと、
お母さんを通して身を以て教えていただいた先生ですね。
自分以外の人はどんなお方でも、
自分に教えて下さるお師匠さんだと思って、
悪い面を見た時は、このようにしてはいけないと思い、
良い面を見せていただいたら、
少しでも近づかせていただこう、少しでも真似をさせていただこうと
努力すべきです。
私のところへ来て下さるお一人お一人がお師匠様であり、
私もその中で学ばせていただきます。
万象を含め、
動物も植物も鉱物も私たちを生きさせてくれているもの、
つまりエネルギーとして与えられたものですから、
常に感謝の心を忘れてはいけません。
食事を頂きます時に、
お茶碗に盛られたご飯の一粒一粒の命を頂く有難さを
静かに思ってみて下さい。
有難いもったいない気持ちで涙がとめどなく流れます。
有難いなあと思える喜びは、自分の喜びです。
何を見ても涙が出るほど、有難いなあという感謝の念に包まれた時、
私たちは必ず幸せであり、
これは自分自身が喜びを掴む一つの方法でもあるのです。