浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」

2019-11-15 00:54:50 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


                     講演 八

「肉体保存のエネルギー源は万象を含め動物・植物・鉱物なり
               このエネルギー源に感謝の心を忘れず」

先の続き・・・

まあ嫌な人だと思いますけど、
これは私にとって尊いお師匠さんです。
私たちに、そんなことをしてはいけないと、
お母さんを通して身を以て教えていただいた先生ですね。

自分以外の人はどんなお方でも、
自分に教えて下さるお師匠さんだと思って、
悪い面を見た時は、このようにしてはいけないと思い、
良い面を見せていただいたら、
少しでも近づかせていただこう、少しでも真似をさせていただこうと
努力すべきです。
私のところへ来て下さるお一人お一人がお師匠様であり、
私もその中で学ばせていただきます。

万象を含め、
動物も植物も鉱物も私たちを生きさせてくれているもの、
つまりエネルギーとして与えられたものですから、
常に感謝の心を忘れてはいけません。

食事を頂きます時に、
お茶碗に盛られたご飯の一粒一粒の命を頂く有難さを
静かに思ってみて下さい。

有難いもったいない気持ちで涙がとめどなく流れます。
有難いなあと思える喜びは、自分の喜びです。
何を見ても涙が出るほど、有難いなあという感謝の念に包まれた時、
私たちは必ず幸せであり、
これは自分自身が喜びを掴む一つの方法でもあるのです。


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