~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~
講演 八
「肉体先祖に報恩供養の心を忘れず」
先の続き・・・
なぜこういうことが起きるかというと、
肉体を去った目に見えない私たちのご先祖様が、
現実に確かにおられるということですね。
仏壇の中にご先祖の霊が留まっているかぎり、
成仏は出来ないのです。
「仏壇から思いを離して下さい。
そして自分が生きていた間のことをよく反省してみなさい」と
お話させていただきますと、見えない世界のお方でも、
言えば通じますから、天上界へ上がっていかれます。
すばらしいリズムのある声で「ホー」と言いますと、
声の響きに乗って天上へ上がっていかれます。
すると真っ黒だったお仏壇の曇りが晴れて、
新品のようにピカピカになるのが、
私たちのこの肉眼でもはっきりと確認できます。
どなたにでも、「ああ、なるほど」と、分かります。
見えない世界の霊が、言霊によって悟っていかれて、
その霊を天上の世界へと送らせていただいた時に、
仏壇が新品同様にピカピカになります。
これは理屈では割り切れませんが、
仏壇の中におられた方が救われてくれたという
はっきりした証であると、私は思っております。