~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~
講演 八
「肉体保存のエネルギー源は万象を含め動物・植物・鉱物なり
このエネルギー源に感謝の心を忘れず」
先の続き・・・
お金を大事にして箪笥の奥にしまっているとしたら、
お金の使命を私たちが果たせない状態にしているのです。
お金は生き物ですから、箪笥の中で泣いています。
どんどん使わなくてはいけません。
しかし自分の贅沢のために使いますと、
これはお金に侮辱を与えたことになり、
ひどい目に遭わせたことになります。
お金にも意識がありますから、
無駄遣いをしてお金に悲しい思いを与えない
ようにしなくてはいけません。
贅沢なご馳走を食べるのは、
死に金を使うことでそのお金は再び返ってきません。
お金は生きて使った時に必ず返ってきます。
ここに十万円のお金があるとして「はい、どうぞ」と差し上げたら、
お金は手元から無くなって、ひどく損をしたように思いますが、
出て行ったらまた入ってくるのです。
そのことをよく知っていましたから、
私は若い頃から出すのは思い切りよく出しました。