~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~
講演 八
「心身を調和し常に健全な生活をし、平和な環境を造るべし」
これは日々の生活で、まずご先祖様を大事に、
報恩供養の心を忘れず、両親に対しては孝養を尽くし、
自分の肉体を常に調和して健全な生活をし、
平和な環境を造っていかねばならないということです。
自分の心、体が病んでいますと、幸せにはなれませんから、
まず自分自身を調和することですね。
そのためには自分の心を苦しめないことです。
この「心を苦しめる」ということに、
案外他の宗教指導者の方は気付いていないようです。
私もこれを理解させていただくのに、
「いったい、自分を調和するにはどうすればよいのか」と、
徹底的に疑問追求しました。
そして自分の心を苦しめては調和できるはずがないと分かりまして、
心を苦しめない努力を始めました。
言い換えると自分を愛することです。
愛するとは、仕事もしないで毎日遊んで暮らす実践ではありません。
怒り、妬み、謗り、愚痴などを、自分の心の中に持たないことが、
自分を愛することであり、自己を大事にすることです。
これに気付かせていただくのに長い時間がかかりましたが、
これだけ掴めば、これを実践させていただいたらいいのですね。
そして間違いの少ない善き行いを積む健全な生活をし、
平和な環境を造れば、もう幸せになれるのです。
「心行」には、僅か二行、三行の間に、
幸せになる方法をちゃんと書いていただいております。
以前Yahooのブログで恩師「長尾弘」先生のご法話を掲載しておりましたが、
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