四季と自然とはりんこの花菖蒲

季節の草花を撮り歩き 家では花菖蒲にボケてます

初秋の伊吹山笹又登山道

2017年09月06日 | 登山

山友から笹又の情報を聞き様子を見に出かけてきました。

笹又登山道、下の駐車場は台風5号の影響で河原が粉々になっており、さざれ石公園へは通行止め、トイレも使用禁止になっております。


想像を絶する破壊力です


上の駐車場へのアクセスは問題ありません


草刈りがされた斜面にはミヤマトウキが栽培されます


ゲンノショウコは日本3大薬草(ドクダミ、センブリ)の一つです


ツルボ


ミズタマソウ


マツカゼソウ


シデシャジン


マネキグサ

 イブキレイジンソウ

イブキコゴメグサ


イブキトリカブト、葉っぱはおそらく鹿に食べられたと思われます。

笹又登山道は台風5号の影響は幾分みられますが、普通の登山者なら問題なく歩けます。只、このコースが初めての方は
道を見間違う箇所がありますので注意が必要です。
今回驚いたのは茎と花だけになっているトリカブトで、しかも去年の2割程度しか株がありません。イブキコゴメグサも
辛うじて頑張ってくれていますが、姿を消した花も幾つかあります。
マネキグサも生長点をほとんど鹿に食べられ蕾を持っている株は ほんの少しです。
鹿に関しては増えすぎて自然に淘汰されるのを待つしかないのでしょうか?

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8月21日(月)乗鞍岳登山と乗鞍スカイライン

2017年08月27日 | 登山

乗鞍岳に登る時、畳平までスカイラインをバスで移動中、途中に咲く花をゆっくり見たいと思い今回は片道きっぷのバスで輪行。
(濃霧になると自転車は通行禁止になるため その時は自転車をバスに積んで下ることも考えて実行しました。)

バスに自転車を積み込み 朴ノ木平バス停から乗鞍スカイラインで畳平到着 6:49 月曜の朝はガラガラです


自転車は袋に入れたままワイヤーロック


朝日に向かって登山開始、左は大黒岳


コウメバチソウ


高山植物の女王と呼ばれているコマクサは終盤でしたが、残り少ない花に感謝


ウサギギク


イワギキョウ


イワツメクサ


やっと本格的な登山道に入ります 7:48


槍ヶ岳と穂高連峰


山頂下の蚕玉山(こだまやま)


噴火口跡の権現池は今だけ巨大なハート形


あとチョット


乗鞍岳てっぺん3026m 9:09


乗鞍本宮に参拝。手前は石に囲まれた一等三角点


休憩後、一礼して下山 9:25


左の赤い屋根は東京大学宇宙線研究所。右は肩の小屋(規模は小屋じゃない)。摩利支天岳にある乗鞍観測所(旧国立コロナ観測所)


チングルマの花後


富士見岳口(約10分と書いてあります) 10:25


富士見岳頂上 10:37


畳平とお花畑


畳平まで戻ってきました。 11:11


お花畑のハクサンイチゲ


昼食後、折り畳みのママチャリで『乗鞍スカイライン』を下ります。ヘルメットは登山用を使用


下山スタート 12:12


花を見つけたのでストップ


トウヤクリンドウとコウメバチソウ


路肩にメチャメチャ咲いています


スカイラインはこんな感じです


軽快に下ります


ライダー同志?挨拶を交わします。彼らはスカイラインとエコーラインを使って高山から松本まで走るそうです


いたる所に駐車場があります(マイカー乗り入れ禁止なので誰もいませんがクマはいます)


ハンゴンソウ


トリカブト


マルバダケブキ、サラシナショウマ、トリカブトは伊吹山の秋をまとめたような花景色


サラシナショウマ


ソバナ。スカイライン道沿いには貴重植物が雑草のように咲き乱れており大満足でした。


誰もいませんが周りを気にします(クマ)


カーブミラーに映った自分をカシャ。登山靴とザックに登山用ヘルメット、こんな格好でママチャリ


無事、朴ノ木平バス停に到着 13:57

乗鞍スカイラインは元々 旧日本陸軍が戦闘機のエンジン開発のために造った道路を観光道路として再生し、有料道路として
大人気になったがゴミや踏み荒らしなどの自然破壊が目立ち、平成14年を持って一般車の通行は禁止になった。

普通、登山だと足腰が筋肉痛になるのですが、今回は肩と腕が筋肉痛になりました。
14.4㎞をロードバイクじゃなく折り畳みママチャリでブレーキかけっぱなしでしたから当然ですね。

途中ガードレール脇に1mくらいの子グマ発見、何かを食べている最中だったので横眼で見ながら通過、20mくらい先で
写真を撮ろうと振り返ったら目が合い 一瞬『親グマがいるはず・・・』さすがにこの時は目いっぱいペダルをこぎました。
乗鞍スカイライン第1ゲートゲートのおじさんとの会話
「今、子グマとすれ違った・・目の前だった・・・(汗」
「あぁ~最近よく出るよ。このごろはバスが通っても逃げないので困ったもんです」
「親グマは?」
「おそらく近くにいるでしょう。でもクマは前足が短いので登りは得意だが下りは苦手だから追ってこないよ」
「じゃぁ写真撮れたかな」
「それは止めた方がいい、早くその場から離れなきゃ」
当たり前ですね。

今回、ママチャリで『乗りスカ』を下った感想は、そう快の一言。
畳平、白雲荘を12時12分スタート。途中何度も止まり 朴ノ木平駐車場に着いたのが13時57分
これからは乗鞍岳へはこのパターンが最高です。今度は紅葉の時期かなと思いましたが相当寒そうで雪でも降ってきたらを考えたら止めた方がいいみたいです。

 

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白山登山 二日目

2017年08月09日 | 登山

展望歩道のアルプス展望台から御来光を見るため朝4時過ぎに南龍山荘を出発。

5時11分御来光。アルプス展望台は人で溢れて入る余地がなく直下の斜面から撮影。


5時13分、アルプスは雲の中


朝日に照らされた憧れの別山(奥の真ん中、右は御舎利山)


日の出が終わり、人がいなくなったアルプス展望台で朝食。別山に雲がかかり始めました。


森林限界を超えハイマツの展望歩道、山頂の御前峰が見えてきました。


岐阜県側からの登山道『平瀬道』に合流。室堂まで500m


室堂センターです。


白山奥宮祈祷殿 後ろが山頂です。


白山奥宮祈祷殿(手前)と室堂センター、700人以上が宿泊できる山荘。ガスがかかり始め天気が怪しくなってきました。


山頂まで500m


山頂が見えてきました。視界は悪くなってきましたが、霧は天然のミストとなり体を冷やしてくれます。


白山奥宮。富士山、立山と並ぶ『日本三名山』『日本三霊峰』 全国に2700余りの白山神社(白山信仰)の総本社です。


信者ではありませんが威厳を感じます。参拝をすると心が晴れます。天気はガスで曇っていますが・・・・。
誰もが知っている白山神社、自分の力だけで何時間もかけて登ってたどり着くと何か変わる気がしませんか


山頂、御前峰(ごぜんがみね) 一等三角点。360度真っ白でアルプスどころか目の前にある剣ヶ峰、大汝峰もなんも見えない只々真っ白。
霧の粒が大きくなって雨に変わり暫く岩陰で休憩。


山頂からは、お池めぐりルートで下山します。全部で7つあり火口後のようです。(池の名前は不確認のため全部記入できませんでした)


ハイマツ


千蛇ヶ池


千蛇ヶ池は真夏も雪に閉ざされております。


室堂に戻ってきました 室堂で昼食後下山。


12:47 弥陀ヶ原


13:07 別山山頂は雲の中、連続『くの字』の登山道はチョットきつそうです・・・・・・汗。。。でもまだ挑戦できるかな?
左下の建物は南龍山荘のケビン(貸小屋5棟10部屋)、1部屋8畳5名まで12400円は泊まるだけですがプライベート空間です。


吊り橋を渡り終えました。


8月3日14:09 やっとゴール、よく歩きました。
我々にしては長いコースで疲れたけど、また登ってみたいと思う白山は魅力的な山です。

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白山登山 一日目

2017年08月09日 | 登山

8月2日~3日(晴れ・霧)
久しぶりの白山登山、今回は時期的に花が一番多く見られるルートを友人の案内で登ってきました。

一日目、(スタート)別当出会→観光新道→黒ボコ岩→十二曲り→南龍山荘(宿泊)
二日目、南龍山荘→展望新道(日の出)→室堂→白山奥宮(御前峰・山頂)→お池めぐり→室堂→エコーライン→砂防新道→別当出会(ゴール)と楽しんできました。


別当出会 標高1260mは伊吹山ドライブウェイの駐車場と同じです。


今年は福井県出身の僧侶『泰澄(たいちょう)』が白山を開山して1300年。6時54分登山届けを提出してスタート


鳥居をくぐると白山比咩神社(はくさんひめじんじゃ)の境内です。夏休みで若い家族連れが多い(爺々婆々はもっと多い)


吊り橋は渡らず観光新道へ


白山では〇合目という表現はなく、すべて距離で表している。


岩のトンネルで室堂まで丁度半分


稜線歩き、自分の体重+ザック10Kgだけど登山道は花々々々・・・


殿ヶ池避難小屋


分岐 黒ボコ岩(標高2320m)を右に下る


十二曲り


宿泊先の南龍山荘(標高2080m)が見えてきました。受付けを済ませザックを降ろし下界の暑さを忘れてビールで乾杯。

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金草岳登山

2017年06月20日 | 登山

6月17日(快晴)
いつもの冠峠に到着、今回は冠山ではなく反対側にある金草岳に登ったあと、冠山を目指す予定でした。

8時4分 金草岳登山口


振り返って冠山


8時16分 最初の小ピークから望む金草岳は同じ目線にありますが、ここから激下りが始まります。


8時52分 約40分の激下り後 鞍部にある水場、ここからロープを掴んで激登り


8時59分 最初の大ピーク桧尾峠、右から登ってきました。正面は南越前からの登山道です。


桧尾峠から見える次の小ピーク


9時34分 前の小ピークから2つ目の大ピークを望む、一度下ったあと直線激登り
初めての人はここが金草岳と思い 着いてガッカリ。


下ったところにあるニッコウキスゲの群生地はちらほら咲き始め

 イブキトラノオもこれからです。


サワフタギ、ピーク時にはカラマツソウやササユリが咲き乱れます。


2つ目の大ピークは白倉岳


白倉岳から見る目的の金草岳


白倉岳と金草岳の中間地点から登山道を振り返る。


南は徳山ダム、トリミングしてあります。(実際はこんなに近く見えません)


10時2分 金草岳山頂に立つ登山者が見えます。


10時6分 山頂1227m、約2時間で到着。


10時12分 山頂から見る白倉岳への稜線。水分補給後6分滞在で戻ります。


霞んでいますが若狭湾と福井の町


やや右奥に薄く見える穂高連峰


11時47分 数年前、記念の杉は苔が着いてチョッと緑色になっておりました。


11時50分 白山と別山


12時6分 登山口の冠峠まで戻ってきました。こちらは福井県側駐車場、ずっと下まで20台以上


岐阜県側の駐車場はカーブの奥まで続いていました。両方で50台以上停まっています。


冠峠 真ん中に冠山が見えま~す。(直線距離で約1.8km)
金草岳で出会った登山者は20人くらい、登りなれた冠山の山頂と冠平の人混みは想像しただけで ゾッとします。
冠山に数えきれないほど登っているが、これだけの車は見たことない。昼食を取りながら思案中12人の団体さんが登っていくのを目にして
ニッコウキスゲの開花状況は金草岳で確認できたので 『もう止めた!!』


アマドコロ(冠山登山道にチョッとだけ)


アマドコロとナルコユリはよく似た花ですが
見分け方は、花の付け根が円いのがナルコユリで細いのがアマドコロ

茎の断面が丸いのがナルコユリで縦に筋が入り角ばっているのがアマドコロ


冠峠から林道を200mくらい下った崖の上に咲くニッコウキスゲもピークはこれからです。

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