四季と自然とはりんこの花菖蒲

季節の草花を撮り歩き 家では花菖蒲にボケてます

冠山登山

2018年05月14日 | 登山

5月12日(土)
今回会社の休みが日・月だった。でも天気予報では両日とも雨模様なので休みを土曜日に変更して冠山に登ってきました。
登山口の冠峠までの林道(塚林道 約14km)は雪崩で崩れた場所の整備中ですが自己責任で入ります。
途中 工事中で重機が作業していますが、移動して通してもらえます。
塚林道の状態をYouTube(ドライブレコーダーから編集)にアップしました。

途中でどうしても見たい花があり車を止めます。


キスミレ もう遅いかなと思っていましたが間に合いました。

キスミレとキジムシロ おもしろいですね。根元はどうなっているのかな


冠山とショウジョウバカマ


岐阜県と福井県の県境にある冠峠、福井県側は積雪のためまだ解除されていません。


福井県側から撮りました。


上の写真 道に伸びるブナの大木です。冠山に来るといつもタッチします。


サンカヨウの様子ですが、まだ葉っぱが幼稚園児の手のひらくらいですから今月末くらいでしょうか


マイヅルソウ まだまだです。


やっと登山開始です。


最初にカタクリ


キジムシロ


フモトスミレはキジムシロの中に混じっております。右にクマが大好きなネマガリダケが見えます。


ミヤマカタバミ


チゴユリはまだ咲き始めです。(ちっとも進めません)


冠山名物 右が普通の斑入り、中が斑のない品種、左が自然交配したと思われる白い斑入りのカタクリです。
毎年この花が見たいため林道開通まで待てません。


ヤマトユキザサ 立派な花が咲きそうです。


イワウチワが満開、もう終わっているかなと心配しましたが、やはり今年は雪が多かったようです。


イワウチワとカタクリ、植えたみたいナイスショットです。


イワナシ


登山道は所々に残雪があります。


冠山チョット痩せたみたい(雪崩で樹木が削れたかな)


ウリハダカエデの花


冠山を代表する花、イワウチワは登山道を賑やかにしてくれます。


ホンシャクナゲ


白山と別山がバッチリ。待ってろよ別山!!


エンレイソウ


ショウジョウバカマ


カタクリ


ハルトラノオ


ヒメイチゲ


この先右に曲がったら恒例の崖登りです。


崖登り途中から下を見下ろす。


上を見上げます。


ショウジョウバカマがいい色しています。


山頂までの崖登り途中に咲くタテヤマリンドウは咲き始め ここまで登ってきた甲斐があります。


14:24 山頂到着。今この山にいるのは僕一人、16時すぎるとクマさんが出てくるので水分を補給して鈴を鳴らして即下山


車で下まで降りてきました。デッカイ朴の花が目に留まり車内から1枚。

今回はスタートが遅れ、12時すぎからのゆっくり登山だったので下山は慌てました。でも冠山の遅い春に咲く花たちを
存分に楽しめワクワク スッキリと帰宅。汗もいっぱいかいたので風呂上がりのビールが旨い。

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小津権現山(1158m)登山

2018年05月08日 | 登山

5月6日 連休最終日は奥揖斐の小津権現山を登ってきました。

登山口は杉谷林道終点(448m) GW前半は落石で登山口まで入れませんでしたが今は入れます。


9:15 落石で通行止めだったのか、GW最終日なのか自分を含め車は3台で静かです。


ちょっとフラットになった若葉の中で一息つきます。


10:27 ほぼ中間地点にある高屋山(たかやさん)956m 三等三角点、ここまで一気に登ってきます。


10:50 初めての人は山頂と間違えます。


上の写真のピーク近く、シロヤシオが見え始めました。


シロヤシオの中を下ります。若葉の香りいっぱいの5月です。


咲き始め、立ち止まって今日は独り占め ^^


こちらは咲き終わり間近、赤みを帯びた葉っぱがキレイ


11:08 シロヤシオの森を抜けると山頂が見えてきます。


シロヤシオが終わるとシャクナゲの中を一気に下ります。


全体に終盤ですが白、ピンク、赤と楽しめます。


11:43 山頂とうちゃこ。大権現白山神社、白山信仰の社です。二等三角点


憧れの白山はまだまだ白いですネ。


伊吹山です。


花房山山頂へは尾根伝いに2時間~2.5時間かかり、健脚者は行きます。仲間で花房山登山口に車をデポして
小津権現山、花房山(1190m)登山を試みる登山者も増えてきました。


こちらは登ってきた小津方面 昼食後30分ほど休憩をして下山

久しぶりの小津権現山はシロヤシオと若葉の森に癒された気持ちの良い登山でした。帰って風呂上りのは最高。

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紅葉の冠山

2017年11月05日 | 登山

11月3日
10月の週末は3週続いて雨、しかも台風が2つも来て最悪でしたが 11月に入りやっと秋晴れの登山日和でした。

10:00 登山口の冠峠。後ろに見える冠山まで直線距離で1.8kmです。


徳山ダム湖から続く塚林道


冠山を代表する花のイワウチワ


ツルリンドウ


ミズナラ。 登山道の紅葉ピークには遅く、特にブナは台風の影響なのか枯れ木になってしまいました。


落ち葉の登山道


白山と別山


最後の崖登り


崖登りの途中から見る県境、右は笹原の岐阜県、左は紅葉の福井県です。


11:39分 山頂です。


徳山ダム湖


金草岳


風当りの強いところに咲くイワウチワは紅葉を過ぎておりますが枯れず、このまま冬越しです。


下ります。


今日の冠平、登山者多いですが ここで昼食です。


帰りです。


紅葉が始まったイワウチワ


登山口に並ぶ車(福井県側)


13:36 登山口まで下りてきました。(岐阜県側)


帰りの林道から見た紅葉はキレイでした。今年5回目の冠山ありがとう。これで終わりです・・・・かな?。

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木曽駒ヶ岳登山と千畳敷カールの紅葉

2017年10月08日 | 登山

チョッと遅めのアップです。10月2日 木曽駒ヶ岳登山と中腹にある千畳敷カールの紅葉を楽しんできました。

9日22時ころ家を出て、菅の平駐車場に0時ころ到着後5時ころまで車中泊。写真は6:04ですが これでバス待ち4台目です。
この時期はバスが増発され、乗り場には次のバスが待機しておりピストン輸送しております。


7:13 60人乗りのロープウェイも2台がフル回転です。


7:23 ロープウェイから。見事な紅葉ですが霧が気になります。


7:38 標高2,612m千畳敷カールに到着。天気は午後から悪くなる予報で早々に山頂を目指します。


見上げれば、息切れする難所「八丁坂」は登山者が多くゆっくりです。


ここから先は登山届けを提出した者だけが入山可能で、紅葉観光客はここまでです。


八丁坂の途中にある「オットセイ岩」


ここらが森林限界でこの先樹木はハイマツしか生えていません。


八丁坂を登り切り千畳敷カールを見下ろす。


8:20 最初のピーク?「乗越浄土」 ここから駒ヶ岳を目指しますが、すごい風が吹いております。曇っていますがガスは出ていません。


宝剣岳山荘(左)と 天狗荘


荒々しい宝剣岳はパスして右へ


天狗荘の裏手に登山道が続き2つ目のピーク「中岳」を目指します。


8:36 中岳に到着


中岳山頂から来た道を振り返ると宝剣岳が突き出ております。


同じく中岳から見た伊那前岳


先には木曽駒ヶ岳と頂上山荘が見えます。


駒ヶ岳を目指します。


崖っプチに立つ「頂上木曽小屋」


山頂への道は岩登りですが 登山靴が足首を支え、しっかりグリップして登りやすいです。


南アルプスの奥に富士山が見えます。手前の山は「伊那前岳」


9:01 木曽駒ヶ岳山頂


2,956m 強風と寒さで鼻水が止まりません。


頂上本社に参拝して下山。手袋をぬぐとメッチャ冷たい、それにしても風雪に耐える細い鳥居の姿に何故か感動する。


木曽駒ヶ岳を下り中岳への鞍部は風は止みますが寒いです。


振り返ると木曽駒ヶ岳の奥に御嶽山が見えました。


中岳を下ると目の前に宝剣岳。てっぺんに人が立ち、下にはこれから登ろうとしている登山者。直下まで行きましたが風が強く
ヘルメットも忘れたので次回です。ここは滑落事故が多く たくさんの登山者が命を失ってます。気を付けましょう。


9:57 乗越浄土に戻ってきました。宝剣岳の代わりに伊那前岳に行ってみます。


9合目 強風で砂が舞い上がり顔に当たって痛い。


稜線歩きは風でバランスを崩さないよう足元を確認しながら歩く。このとき雨が下から降って来るのを体験、下界は雨のようで
強烈な上昇気流で雨が舞い上がってきます。


10:34 伊那前岳山頂


日本の山ベスト3です。1位は富士山3,776m、2位が北岳3,193m、3位は間の岳(あいのだけ)3,190m →(奥穂高岳と同じ高さ)
北岳と間ノ岳は3,000m超の稜線で繋がっており、そこから見る富士山が実に美しいと聞いております。いつか行ってみたいなぁ


右を見ると吸い込まれそうですが眼下に千畳敷カールが一望できて最高です。でも誰一人来ない。と思っていたら・・・・・


若いカップルが登って行きました。この場所は絶対カップルにお薦めです。富士山と南アルプスの峰々、それと眼下に広がる
千畳敷カールが待っています。聞こえるのは風の音だけ・・・・・・邪魔しちゃ悪いし オッサン一人は寒いので帰ろっと!!


先ほど登ってきた山です。


11:10 何とか天気も持ったし、さぁ八丁坂を下りたら ゆっくり千畳敷カールを楽しみましょう。


ホテル千畳敷 夏のお花畑と秋の紅葉とお正月は相当前から予約しないと取れません。


千畳敷から見上げる伊那前岳


12:12 ロープウェイ出口のホテル千畳敷に戻ってきました。紅葉を見ながらゆっくり昼食を取ります。


3回待って帰りのロープウェイが来ました。


帰りのロープウェイの窓には雨粒が着いており下界は雨が降っているようです。今回の紅葉はピークは過ぎ3・4日くらい遅かったようです。

登山者がお薦めの紅葉ベスト4にランキングされている千畳敷カール。電車なら駒ヶ根駅からロープウェイ乗り場まで直通バスが
出ております。マイカーなら駒ヶ根ICから約3分で「菅の平バスセンター(600台駐車場あり)」に着きバス停横にある券売所で
バス代ロープウェイ代往復 大人3,900円を買ってバス停に並び、路線バスでロープウェイ乗り場まで行きます。マイカー乗り入れはX

登山をしない人でも標高2,600mまでロープウェイで上がり、森林限界直下のナナカマドの赤、ダケカンバの黄、ハイマツの緑に
枯れた高山植物の草紅葉、鋭く荒々しい山の色、晴れていれば青い空の大自然が満喫できます。千畳敷カールは周回できるように
道があります。

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瑞浪の屏風山(びょうぶさん)と黒の田湿地

2017年09月28日 | 登山

9月23日 前から気になっていた屏風山登山と黒の田湿地に行ってきました。

画像提供元 「瑞浪市観光協会」 

「道の駅・おばあちゃん市 山岡」をナビにセットして到着。直径24m日本一の水車(杉)が回っています。
屏風山にはトイレがありませんので、こちらで借ります。県道を挟んで反対側にある道を笹平ゴルフ場に向かうと屏風山への
矢印看板が各分岐に立っていますので普通ミスコースはありません。

登山口には10台くらいの駐車スペースがあります。


登山道は最初上りが続きますが、後は歩きやすくチョッと長いハイキングコースという感じです。


前回の蕪山は迫力ある杉でしたが、屏風山は美しいヒノキの香りに包まれます。

エコーの森なので大きな声で「元気ですか」と言ってみましょう。いっぱいのヒノキが反射して返してくれます。

元気になります・・・・・・・・歌に自信のある方は「森のクマさん」を歌って下さい。

なんてったって手入れの行き届いたヒノキが美しい。こんな登山道初めてです。


黒の田湿地は帰りに寄ることにして山頂へ進む。


ヒノキの林が過ぎたら緑のアーチを進みます。


標高800mの八百山


屏風山山頂794(なくよ)mは一等三角点です。(上面正四角形の一辺18cm石柱の重さ約90kg)
ちなみに日本の高さの基準になる0mは東京湾の平均潮位です。


登山中の展望はサッパリでしたが、山頂は低山なのに一等三角点の定義に相応しい視界です。
三角点の基準は、視界と見渡せる距離によって一等から四等に分けられ、ちなみに富士山は二等三角点です。

あいにく伊吹山、能郷白山、白山・別山までは見えませんでした。


本日の本命 屏風山笹平登山道の中腹にある黒の田湿地に着きました。


いいですねぇ もう草紅葉が始まっています。

キセルアザミ


シラタマホシクサ


ノリウツギの紅葉


ミズゴケ

 イワショウブ


他にミミカキグサやサワギキョウ(終盤)などが見られました。


自転車(マウンテンバイク)を置いて くつろぐ若者
「ここに自転車で来れるコースがあるのですか?」と尋ねたら「山頂まで担いで上がりました」
「自転車の重さは?」「12kgです」だって、確かに下りだけなら僕でも山頂から下りられそうな登山道です。

本日の訓練終了。道の駅 『おばあちゃんの市・山岡』まで戻ってきました。店内のおじいちゃんの市は本日閉店でした。

屏風山は幾つも登山道がありますが、今回は黒の田湿地が近くにあり、最も緩やかな笹平登山道を選びました。
登山道には花はありませんが何といってもヒノキの森林浴はまた訪れたくなりました。黒の田湿地も3月から
10月まで四季の花が楽しめるようです。

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