3月5日(日)
午前中は岐阜薬科大学のオウレンを見学、午後は揖斐川町に戻りセツブンソウを楽しんできました。
セツブンソウは本州の関東地方以西に分布し、東北、北海道、四国、九州、沖縄には見られない。
裏から見ると良く分かりますが 萼が見当たりません。実は花びらのように見えるのが萼(萼片)になります。
この場所では見納めですが山奥ではまだ雪の下で春の訪れを待っております。
数百メートル離れたところにはザゼンソウも咲いており、あっちこっち忙しく回りました。
フタバアオイ・・・地味ですが根元に開いているのが花です。今月末にはギフチョウが舞い始めます。
ギフチョウはフタバアオイの葉裏に卵を産み、幼虫はこの葉を食べて成長します。
ミノコバイモの蕾、こちらも3月末には見ごろを迎えます。この他にカタクリやニリンソウと、次々咲き始める花を
スプリング・エフェメラル(春の妖精)と呼ばれ、早春に咲く儚い(はかない)命は雑草が生える時期には姿を消します。