ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

「病院・医者・包茎・おしり」

2021-01-08 00:25:12 | 日記


総合病院ナウです。親父の付き添いで、今日は夕方までかかるかも?と職場には言ってあります。

きっかけは親父が「股のところが痛い」と言い出したことで、何の痛みなのか判らないからとりあえず近所の内科で診てもらったら、それはたぶん関節痛だからしばらく様子を見ることに。

だけど手足のむくみが気になるからってことで、血液検査とレントゲン検査をするだけしといて「紹介状を書くから総合病院へ行ってくれ」と毎度おなじみのパターン。



で、総合病院の若い先生は半笑いで「94歳という年齢を考えれば、こんなものと言えばこんなもの」「ただ、治療で少しでも良くなるかどうか、判断するには検査が必要。受けますか?」みたいなことをおっしゃるんで、そりゃあ良くなるもんなら良くして欲しいから「受けます」ということに。

そしたら受ける検査が血液とレントゲンだと聞いて、私はキレてしまいました。つい昨日、近所の内科で受けた同じ検査は一体なんだったの? 俺はなんの為にその検査結果を収録したCD-Rをわざわざ貰いに行って、ここまで運んで来たの?と。

朝から自分で立てない親父を四苦八苦しながら起こし、オムツを脱がせトイレに行かせて大便をさせ(しばらく便通が無いから昨夜下剤を飲ませたのです)、新しいオムツと外出用のズボンを穿かせ、車まで四苦八苦しながら連れて行き、総合病院に着いた時点でもうヘロヘロ。

それでさんざん待たされた挙げ句に昨日やったのと同じ検査をまたやると言われたら、キレますよそりゃ!

いや、お医者の言い方次第ではそんなに怒らなかったかも知れません。その医者が半笑いで「ご本人は何ともないって言っておられるけどね」って、なんだか治療したってムダ(どうせ長くないから)みたいに聞こえる言い方をした上での、これです。そんなつもりで言ったんじゃないとしても、そう感じてしまう態度と言い方はプロとしてアウトでしょう?



幸い、午後から別の先生と交代になり、その人は今回の検査が昨日の検査よりも精密で、やる意味はちゃんとあるってことを丁寧に、ちゃんと親身になって教えてくれたから、私も平常心を取り戻すことが出来ました。(それにしたってレントゲンを2回撮る必要はどう考えたって無かろうに)

そんな風にちゃんと患者に寄り添ってくれるお医者が、本当に少ないですよね? 私がこれまでかかって来たお医者にはほとんどいませんでした。なんだか横柄で突き放したような物の言い方するヤツばっかでしたよホントに。なんでいちいち、そんな上から目線でものを言うんだ? いい大学を出て医者になれたことがそんなに偉いのか?

医療現場が何かと大変なのは分かります。けど、私が問題にしてるのは人間性のことだから、それとこれとは話が違う。看護師さんはだいたい皆さん親身に接してくれるのに、医者にはろくなヤツがいない!



もうかなり前の話だけど、私を決定的に医者不信にさせる出来事がありました。持病の腎臓結石が一番酷かった時で、レーザーで砕けなかったから内視鏡手術を受ける羽目になり、1週間ほど入院しました。

主治医の先生は悪くなかったけど、その取り巻きの若い医者たちの中に、患者である私の言うことにいちいち突っかかって来るヤツがいて、例えば私が自分の症状をうまく説明出来なかったら「はあ? なに言ってんの?」とか平気で言って来るようなヤツ。これ、本当の話です。

で、いよいよ手術当日。おチンコの先から内視鏡を入れられるにあたり、患者は下半身丸出しでかなり恥ずかしいポーズを取らされるワケだけど、そいつが私のおチンコを見て、女性看護師さんが何人もいる前で、こんなことを言い放ちました。

そいつ「あれ? なんか切った痕があるね。手術した?」

わたし「えっ? ああ、ちょっと先っぽを」

そいつ「そうだよね」

別に恥ずかしいこととは思ってないので書きますが、私はかつて包茎手術を受けました。「それって今からやる手術と関係あんの?」とは思ったけど、別に恥ずかしいこととは思ってないから、その時は聞き流しました。今からおチンコの先に内視鏡を(麻酔なしで!)入れられるって時だから、怖くてそれどころじゃなかったし。

だけど後から思い返すと、あのとき私がキレてそいつを殴っても罪にならないぐらい、とんでもない発言だったんじゃないか?って、めちゃくちゃ腹が立って来ました。

包茎手術を恥ずかしいことと私は思ってないけど、墓まで持って行くレベルの秘密にしたい人だっているでしょう? たぶん、圧倒的にそういう人の方が多いでしょう。

それを、女性看護師さんが何人もいる前で、屈辱的なポーズを取らされてる時に、わざわざ言う理由って何なのか? 嫌がらせ以外の何物でもない。

そんな人間が医者をやってるんですよ、現実に。そんな人間でも医者になれるんです。そんな人間に我々は命を預けないといけないんです。

だから私は医者が信用できません。信用なんか出来るワケがない。はっきり言って嫌いです。



で、検査の結果、むくみの原因は心不全と判明しました。普通なら入院だけど、親父の年齢や認知症の進み具合を考えると、環境を変えることで一気に悪化する可能性が高いので、しばらく薬と通院で治療することになりました。

午後から診てくれた先生は親身になってくれそうに感じたので、今回は信じることにしました。

嘘でもいいんですよ。たとえ内心で舌を出してたとしても、信じるに値すると感じさせてくれさえすれば、それでいい。それがプロフェッショナルってもんでしょう。


 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする