母が私の勤め先に再入所してから、明日で1週間。ずっと寝たきりではあるけど、容態は落ち着いたように私は感じてます。
相変わらず食事は食べたり食べなかったりだし、貧血や心不全の影響が数値に出てたりもするけど、病院にいた時より表情は穏やか。私も出勤日は必ず顔を見せるようにしてるし、いくらか安心してくれたんじゃないでしょうか。
私自身が、ここしばらくストレス軽減や自己肯定を促す本を読んできたお陰で、以前よりも明るくなった。それが母の反応にも表れてるのかも知れません。私と同僚たちとの関係も良くなったように感じてます。
「オーウェル思考」や「スルースキル」も大いに役立ってるけど、最も良い影響を与えてくれたのは意外にも「“いい人”をやめる」と自分に言い聞かせるスピリチュアル系の手法。例の「ハリソン君、ありがとう」ってヤツです。
職員の数がさらに減って仕事はますますハードになってるのに、心身の調子は決して悪くない。どころか、歳のせいだと思ってた眠りの浅さも改善されて来ました。まあ、それほどクタクタに疲れてるだけかも知れないけどw
いやしかし、スピリチュアルあなどるべからずです。半世紀以上に渡って染み付いた「いい人であるべし」っていう呪縛はそう簡単には解けないにせよ、「いい人でいる必要なんか無いんだ」と気づけただけでも大きな収穫。オーウェル思考もスルースキルも根っこは同じです。
ハリソン君はほんと怠惰で卑怯なヤツなんです。そんな自分も認め、受け入れたら親の介護に関する罪悪感からも解放される。こんな悪いヤツなのに、不仲だった母の介護から逃げずにいるハリソン君に「ありがとう」ですよ、マジで。