今日、仕事帰りに母の病室を訪ねたら、意外と穏やかな顔で寝てて、ちょっと救われました。
が、目覚めて私の顔を見た途端に怪訝な……というか、まさに「鬱陶しい」顔つきに。本当に私のことが心底キライなんだなと、切なくもあり可笑しくもあり。
先週、感謝の気持ちを伝えたら微笑んでくれた、あの一幕は(認知症ゆえ)母の記憶にはありません。以降も会うたびに私は「ありがとう」を言ってるけど、ちゃんと反応してくれたのはあの時だけ。基本、ウチの母は息子を信じてない。
母は昔から、私に限らず人の欠点しか見ない人でした。だから褒められた記憶はいっさい無いし、私も兄も幼い頃から「◯◯さんちの子はあんなに優秀なのに、あんたらは……」みたいな愚痴と叱咤ばかり聞かされて育ちました。
きっと母自身も、そんな親に育てられたんだろうと思います。私にもその血は受け継がれてますから、わざわざ他人や自分の欠点を探さないよう意識はしてるけど、疲れて余裕が無くなると出ちゃいます。
こんな歳になって自分の悪癖を親のせいにするのは無様ゆえ、これまで書かないようにして来たけど、もはやカッコつける必要も無い。なにせ鬼ですから。
こんな私が、そんな母親の終末期を1人で必死に支えて来た。褒めてやれるのは自分だけ。鬼にしちゃ、よくやったよハリソン君。まだ終わってないけれど。