私が大好きなシリーズがまた始まりました。テレビ朝日系列の木曜夜8時「木曜ミステリー」枠でスタートした、人気ミステリーのシリーズ第5弾です。
これは言わば、私にとっての和製『エアフォース・ワン』です。気がつきゃもう30年近くも前の映画なので軽く解説しますと、空飛ぶホワイトハウスと云われるアメリカ大統領専用旅客機=エアフォース・ワンがハイジャックされ、我らがハリソン・フォード扮する米国大統領がたった1人で肉弾戦に挑み、テロリスト集団を皆殺しにしちゃうという現実には99.9%あり得ない内容のアクション超大作。
片やこの『警視庁・捜査一課長』も警視庁の全警察官を束ねる最高指揮官である捜査一課長=大岩純一(内藤剛志)が自ら先頭に立って現場に赴き、捜査を指揮して自ら事件の謎を解き、逮捕の現場にもわざわざ立ち会うという、やっぱ99.9%あり得ないであろう荒唐無稽なストーリー。
つまり両者とも「理想の組織」と「理想の上司」の究極形を描いたファンタジー・エンターテイメントであり、真面目に観るような作品じゃありませんw だから大好きなんです!
上司のみならず、捜査に赴く警察官たちも1人残らず勤勉で一生懸命で、時には失敗するけど決して他人のせいにはせず、自らの努力で挽回して見せる。もちろん、そこに大岩捜査一課長のアドバイスと激励は欠かせません。
その大岩さん自身も完璧なスーパーマンとは違い、常に迷いつつも片腕=小山田管理官(金田明夫)の的確なサポート、平井「だいふく」主任(斉藤由貴)の類い稀なるカンの鋭さと行動力、奥野「ブランク」運転担当刑事(塙 宣之)の一見ムダな豆知識、そして神出鬼没のヘンタイ刑事部長=笹川警視監(本田博太郎)等にちょっとだけヒントをもらい、最終的には愛妻=小春(床嶋佳子)と飼い猫=ビビ(黒豆)の神アドバイスにより真実に辿り着くという鉄壁のワンパターンw
つまり大岩捜査一課長もごくフツーの人間に過ぎず、その人徳と思慮深さだけで事件を解決させ、ヒラ刑事から警視庁のトップにまで上り詰めた叩き上げってワケです。とてつもない凄腕の天才なのに万年ヒラ刑事で窓際部署にいる『相棒』の右京さん(水谷 豊)とは言わば対極にいるキャラクター。どちらも魅力的ではあるけど、大岩さんの方がよりポジティブというか、夢のある設定ですよね。
だから、あくまで真剣に捜査してるにも関わらず、どこか底抜けの明るさを感じちゃうワケです。大真面目にやってるからこそ、本田博太郎さんのますますエスカレートする変質者ぶりにも素直に笑えちゃうw
とまぁ、毎度毎度、これほど『警視庁・捜査一課長』シリーズの唯一無二とも言える魅力を、熱くしつこく飽きずに語り続けても、ムーミンさんお1人ぐらいしか共感して下さらないのがw、ホント残念というか勿体なくて仕方ありません。
お願いだから騙されたと思って、一度観て頂きたいです。いや、これは天ぷら(天丼?)ギャグみたいなもんで、同じパターンの繰り返しを何度か味わって初めて解る面白さなので、少なくとも3話ぐらいは続けて観て頂きたい!
ゲスト陣も多彩で、毎回お笑い芸人さんやミュージシャン、アスリートなど役者以外の方もチョイ役で登場され、今どき珍しい「棒読み」セリフを披露して下さるのも何気にツボですw 今回登場されたYouTuber「ヴァンゆん」のお二人は妙にお上手でしたけどw
というワケでセクシーショットは、初回ゲストの里々香さん、伊原六花さんと吉本実憂さん、ヴァンゆんの「ゆん」さん、野村麻純さん、そして水崎綾女さん。華やかでしょう? ほんとオススメです。
内藤さんは子供の時の私にとっては、家なき子のお父さんのイメージが強かったです‼️
銃弾浴びて血だらけになってた記憶が・・・。
内藤さんすごく性格良いらしいですよね✨
でも、そういう役者さんほど素顔は穏やかだったりするんでしょう。今や日本を代表する刑事アクターになられましたね。
必ず❗️❗星をあげる❗❗
大好きな俳優さんです☺️
はわからない人にはわからないでしょうね。これはコント?
ミステリー物なの?迷う視聴者も多いでしょう。私にはこの可笑しさがたまりません。伊原六花さん、野村麻純さん他ゲストも魅力的でした。
以前こちらで紹介されたもっとおしい刑事は2話から視聴開始しました。こちらもお気に入りです。石川恋、白石聖、萩原みのりの女優陣がみな素敵で彼女達に慕われる押井君うらやましい限りです。第7話は意外なSMネタでNHKにしてはやるなとちょっと感心しました。