ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

「リバティチーフと警察拳銃」

2021-11-19 01:00:24 | コレクション

こちらのコレクションにも先日、新しいのが加わりました。しかも、めっちゃマニアックなモデルガン!

1960年代に日本のミロク社が輸出用に生産した38口径のダブルアクション・リボルバー拳銃、その名はリバティチーフ! トイガン化されたのは今回が初めてです。



しかも、リリースしたのはこれまでトイガンなどいっさい造ったこと無い新規参入メーカーの(株)エム・アイ・イー総研 アクション事業部という会社! 本来は飲食業のコンサルティング会社なんだそうでw、「いつまで経ってもあの映画や漫画、ゲームに出てくる銃が製品化されないから、自分でメーカーを作ることにした」んだそうですw 素晴らしすぎる!

つまり金儲けの為じゃなく、言わば道楽で自分が欲しいモデルガンを自分で造っちゃったワケです。これぞ男のロマン! 最高!

正直、ぱっと見はカッコいい拳銃じゃないし、お値段もなかなかのもの(マジンガーコレクションの最高値=大合金を超えてます)だからちょっと迷ったんだけど、心意気あるメーカーさんを是非とも応援したいと思ったし、リボルバーマニアとしても刑事物マニアとしも、これはやっぱ見過ごせないモデルガンなのです。



リバティチーフは元来、警察拳銃用にミロク社が開発したリボルバーらしく、だけど新中央工業(旧・南部銃製造所)が開発したニューナンブM60の方が採用されたもんで、こちらはアメリカに輸出する事になったんだそうです。

ニューナンブは明らかにアメリカ産のS&W M36=チーフスペシャルを手本にして造られてるけど、リバティチーフは同じアメリカ産でもコルト社のディテクティブスペシャルに外観がよく似てます。実際、外観はコルト、中身(メカニズム)はS&Wでアメリカの二大トップメーカーのあいの子とも言われてるみたいです。

そんなワケで、我が家にあるCOLTディテクティブスペシャルとS&Wチーフスペシャルのモデルガン(いずれもタナカ製)と、届いたばかりのリバティチーフを並べてみました。



こうして見ると、我らが日本のリバティチーフもなかなか格好良くないですか? グリップの形状さえもうちょい垢抜ければ、案外一番カッコいいかも?って言うと贔屓目に見過ぎでしょうか。

グリップの形がダサいのはリバティチーフに限らず日本産ピストルのお約束で、それはたぶん手の小さな日本人でも握りやすいように設計された結果なんですよね。実際、リバティは握りやすいです。

銃そのものの大きさは、装弾数がリバティと同じ6発のディテクティブスペシャルとほぼ互角。装弾数5発のチーフスペシャルはやや小さいようで、チーフ用のホルスターにリバティは入らないけど、ディテクティブ用にはぴったり収まります。



モデルガンとしてのクオリティーは、率直に言うと期待した程じゃなかったです。シングルアクションでハンマー(撃鉄)を起こした時に、シリンダー(弾倉)が完全に回り切らないのは、今どきのモデルガンとしてはちょっとお粗末。

それと、グリップがプラスチック製なのはかなり残念。この値段なら当然、木製グリップが標準装備されてるだろうと私は思い込んでましたから。

ニューナンブのグリップは実銃もプラ製だったみたいだけど、リバティのは写真で見る限り木製の筈ですから。まあ、その内どこかのメーカーさんが出してくれるだろうけど、きっと1万円近くかかるに違いない!(買うけどw)

あと、シリンダーの穴がめっちゃタイトで、38スペシャルのダミーカートがキツくて入らないのもちょっと残念。(もちろん付属の専用カートリッジはちゃんと入ります)



やや銀色がかった表面塗装は賛否両論ありそうだけど、私は気に入ってます。素材はヘビーウェイト樹脂で、カートリッジを入れるとけっこうズッシリ。当然ながら金属製に比べれば軽いけど、ひ弱な私にはこれ位の重さがちょうど良いです。

その他の細かい点については専門誌のレポート記事を見て頂くとして、あくまで私個人の感想としては、とても気に入ってます。なにせ初めて眼にし、初めて手にするモデルだからメチャクチャ新鮮だし、この可愛いサイズが私の手には一番馴染むんです。

シリンダーが完全に回り切らない欠点も、なんだか昭和の頃のモデルガンを彷彿させて懐かしいしw なにせ初めて造った製品、しかも採算を度外視して造ったに決まってる(だってこんなマニアックな銃、売れるワケない!w)んだから、高望みはしません。ここまでやってくれたら充分です!

ちなみに、早くもリバティチーフのバリエーション=3インチモデルと、第2弾モーゼルC96の発売がどうやら決定した模様。さすがにそこまで手は出せないけど、またあっと驚くようなリボルバーを出してくれたら、私はきっと買います。期待してます!

 

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「おまけの超合金ギャラリーw」

2021-11-16 00:00:06 | コレクション

フィギュアのコレクター、超合金のコレクターは数多いれど、私みたいにマジンガーシリーズのみに特化して集めてるタイプは珍しいかも知れません。

でも、きっと他にもいる筈です。ハローキティとマジンガーZをコラボさせた超合金が発売されたのは、両者に熱心なコレクターが存在するのを見越しての事だったんじゃないかと、私は勝手に推察してます。

とは言いつつ、私も例外的にマジンガー以外のフィギュアを買う時があります。それはやっぱり主に昭和アニメのスーパーロボット達で、私の脳内じゃ全てマジンガーシリーズのバリエーション、あるいは後継機みたいな設定(言い訳?)だったりします。

実際『マジンガーZ』の影響を受けてないロボットアニメは皆無でしょうから(あの庵野秀明さんも素直に影響を認めておられます)、決してムリくりな解釈でもなかろうと思います。

そんなワケで、我が家にあるマジンガー以外の超合金もご紹介しておきます。どれもこれも、それぞれカッコいい!



↑向かって左がマジンガーシリーズと同じダイナミックプロが生んだスーパーロボット『鋼鉄ジーグ』、そして右が後にガンダムを生み出すサンライズプロの『勇者ライディーン』、いずれもバンダイ社製のスーパーロボット超合金です。

放映当時もタカラ「マグネモ」のジーグと超合金のライディーンは持ってた記憶があります。特にライディーンのデザインの独自性は現在の眼で見ても群を抜いてますよね。



↑ダイナミックプロの『ゲッターロボ』より、超合金魂ゲッター1 D.C.。マジンガーシリーズとは親戚みたいなもんで、映画では何度も競演してます。



↑その続編『ゲッターロボG』より、超合金魂ゲッタードラゴン。マジンガーにルックスが更に近づいてます。



↑『大空魔竜ガイキング』より、超合金魂ガイキング。マジンガーシリーズと同じ東映アニメの作品だけどダイナミックプロは絡んでません。



↑松本零士さん原作の『惑星ロボ ダンガードA』より、超合金魂ダンガードA。番組の序盤が主人公の特訓シーンばかりで、1クールが過ぎるまで主役ロボが登場しなかった!という伝説の番組。

当時の私は最初の2〜3話で挫折したんだけど、だからこそ主役ロボを早く見たい!っていう渇望が未だに残ってて買っちゃいました(言い訳がましいw、けどホント) やっぱり松本零士さんによるデザインが抜群にカッコいいんです。



↑5機のマシンが合体する『超電磁ロボ コン・バトラーV』より、超合金魂コン・バトラーV F.A.。「F.A.」はフル・アクションの略で、本来なら合体&変形を楽しむ合体ロボからその要素を排除し、リーズナブルに可動性とスタイルの良さを追究した超合金魂の新カテゴリー。

私は飾っとく派だから合体&変形のギミックは要らず、可動性にも興味は無いんだけど立ち姿の格好良さに惚れ込んで、安かったし買っちゃいました。放映当時『コン・バトラーV』と続編の『ボルテスV』はよく観てました。



↑そしてトリは、マジンガーシリーズより古くて実はちゃんと観たことがない『鉄人28号』より、超合金魂 鉄人28号先輩! 本来、巨大ロボットってこういうイメージなんですよね。それを主人公がリモコンでちまちま動かすっていう。

そこまでなら我々凡人でも発想できた気がするんだけど、マジンガーZの他に類を見ないデザインと、主人公が自ら操縦する「乗り物」が「合体」して初めて動くっていう画期的なアイデア、更にその全身に兵器が仕込まれてるっていう攻撃性まで盛り込んだ永井豪さんは、やっぱ凄い!としか言いようありません。

多くの男子はいくつになっても乗り物と武器が大好きだし、お色気描写にも抜かりなかったマジンガーシリーズはすべてが男子の夢! 卒業できるワケがありません。それが結論w

今度こそホントに終了です。ありがとうございました!
 

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「衝撃!マジンガーコレクションPART3」

2021-11-15 00:00:04 | コレクション

驚きも呆れも通り越し、もはや飽き飽きしておられるかとお察ししますが、続けますw 一応、今回でひと区切りとしますので苦痛でなければお付き合い下さいませ。



↑再びバンダイ社製品に戻ります。TVシリーズ『真マジンガー/衝撃!Z編』放映中の2009年にリリースされた「ジャンボマシンダーNEO」のマジンガーZ、全高約60cm!

昭和世代なら皆さんご存知かと思いますが「ジャンボマシンダー」は「超合金」と並んで一世を風靡した'70年代の大ヒット玩具で、その第1号商品がマジンガーZでした。というか、そもそもマジンガーZの巨大さを表現する為に開発された玩具がジャンボマシンダーなんですね。

それを現在の技術で甦らせたのがジャンボマシンダーNEOで、圧倒的存在感と抜群の格好良さはさすがバンダイ・クオリティー!

だけど『真マジンガー~』がテレビ番組としてはコケちゃった事と、BIGサイズゆえ飾るスペースの問題や高価さがネックになった(つまり思ったほど売れなかった)のか、再販やシリーズ化には至りませんでした。お陰で現在ではプレミア化し、新品なら10万円以上の値が付いてます。



↑『真マジンガー/衝撃!Z編』に登場する、マジンガーZのプロトタイプを商品化した「超合金魂エネルガーZ」。

ボディーが赤いのは、劇中で光子力エネルギーがメルトダウンした状態のエネルガーZをモデルアップしてるから。本来はマジンガーZと同じカラーリングで、PART1でご紹介した「アイアンZ」とほぼ同じルックス。エネルガーZもアイアンZも、マジンガーZという名前が正式決定する前の候補名だったそうです。



↑『真マジンガー〜』放映スタートに合わせ、フルモデルチェンジされた「超合金魂マジンガーZ」です。サイズが一回り小さくなったこと、デザインとカラーリングが原作マンガに近くなったこと、そして可動域が画期的に広がったことがオリジナル版との大きな違い。

ただ、お気づきかと思いますが私はフィギュアを「素立ち」で飾るのが好きで動かす機会はほとんど無いから、格好良く立ちさえすれば可動域は正直どうでもいいんですw このマジンガーZは可動を重視するあまり手足がフニャフニャで、逆に立たせにくくなっちゃいました。



↑やっぱり出ました、同じ商品の色違い。「超合金魂マジンガーZ・コミックカラーバージョン」です。

そもそも『真マジンガー』に登場するマジンガーZ(以下、真マジンガーZと呼びます)が旧アニメ版よりも永井豪さんの原作マンガに寄せたデザインなので、そのままカラーリングを変えれば原作版マジンガーZの出来上がり。これはこれで味があって、旧アニメ版とは違った格好良さがあります。

まぁしかし、次から次とマジンガーZばかり、しかも同じ商品の色違いまでくどくど見せられて、一体なにが違うねん!?って、皆さんそろそろお怒りモードに入られてるかもだけど、コレクター気質をお持ちの方なら解って頂ける筈です。この微妙な違いこそが集める醍醐味なんですよね!

そんなコレクターの弱みを絶妙に突いてくれたのが、超合金魂の廉価版とも言える「スーパーロボット超合金」シリーズでした。



↑シリーズ第1号のマジンガーZと、第2号のグレートマジンガー。PART1でご紹介したのは後発のカラーバリエーション「鉄(くろがね)仕上げ」の物で、こっちがオリジナル。全高は昭和の超合金シリーズに寄せた約13~14cm。



↑同じく「スーパーロボット超合金」の真マジンガーZと、UFOロボ・グレンダイザー。

先のダブルマジンガーよりもマッチョな体型が特徴で、この2体は同じデザイナーさんが手掛けた物らしいです。2018年公開の『劇場版マジンガーZ/INFINITY』に登場するマジンガーZはスーパーロボット超合金のフォルムを手本にしたそうで、それは恐らくこの真マジンガーZの事じゃないかと私は思ってます。



↑同じ真マジンガーZにメッキ処理を施した「超合金Zカラー」バージョン。画像で見るとこれが一番カッコ良く「映え」てますね。

昭和アニメは複数のスタジオが交代で作画を担当しており、顔つきや体型、そしてカラーリングも各エピソードで微妙に違ったりしたもんで、どのカラーが正解っていうのが無いんですよね。で、カラーリングによって違った格好良さが生まれるから、マニアは買わずにいられない。ほんとボロい商売ですw

そんなボロい商売の極めつけと言えるのが、この「アジア限定カラー」バージョンのマジンガーZ。↓



海外アジア市場をターゲットにした商品で、ゴールドが2016年バージョン、シルバーが2017年バージョン。

こういう独自解釈のバリエーションには手を出さないつもりだったけど、この2種だけは格好良くて買っちゃいました。他にもデビルマンカラーのマジンガー、ゲッターロボカラーのマジンガーなど色々出たけど、私は格好良いと思わなかったんで買ってません。

ただ1つ、格好良くないのに面白半分で買っちゃったのがこれ。「キティちゃんカラー」バージョンのマジンガーZw↓



これだけ借り物の画像です。マジンガーZカラーのキティちゃんはさすがに買ってませんw

かようにスーパーロボット超合金のマジンガーZは、サイズが小さくお手頃価格ゆえにバリエーション展開が凄まじく、我々マニアを大いに楽しませ、泣かせてくれました。



↑スーパーロボット超合金としてリリースされたマジンカイザーと、バリエーション機のマジンカイザーSKL。マジンカイザーは’90年代末に「究極のマジンガー」としてゲームソフト『スーパーロボット大戦』シリーズに登場し、後にOVAとしてアニメ化もされたキャラクターです。



↑この2体も平成生まれのマジンガー。向かって右が漫画『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』に登場するマジンガーZERO、左がゲームソフト『スーパーロボット大戦』シリーズに登場するマジンエンペラー。

ここまでゴツゴツしちゃうともはや別モノなんだけど、これはこれで違った格好良さはあります。時代によって「カッコいい」の定義も変わっていきますから、こんなのマジンガーじゃない!って否定するより、これがマジンガーなの?こうなっちゃうの?って、面白がる方が絶対楽しいですよね。

さて、いよいよ大詰め。これからの時代に合わせてマジンガーZのイメージを一新したのがこのデザイン。↓



同じバンダイ製だけど超合金魂じゃなく「METAL BUILD」ブランドで発売された『劇場版マジンガーZ/INFINITY』バージョンのマジンガーZ、全高約18cm。

ひび割れたみたいな装甲デザインにはかなりの違和感があるけど、実際に立体化されたものを間近で見ると非常に格好良い。これはこれで有りです!

ひび割れデザインは新作映画の製作にあたってマジンガーZをCGで動かす=現実に自由自在に動けるデザインが必要となり、なおかつオリジナルのルックスを崩さない為に考案されたもの。もし現実世界でマジンガーZを造ればこうなるって事ですね。



↑同じくMETAL BUILDの『INFINITY』版グレートマジンガー。これも旧アニメ版とは全然違うけど妙にカッコいい!

もし映画の続編が製作されればグレンダイザーやゲッターロボ等もひび割れデザインで登場して来る筈なんだけど、2021年現在のところ実現には至ってません。

ただしプラモデルのHGシリーズ(ガンプラと同じカテゴリー)では既にダブルマジンガーに加えてグレンダイザー、マジンカイザー、ゲッタードラゴン、鋼鉄ジーグが「INFINITISM」シリーズと銘打たれ、ひび割れデザインで商品化されてます。超合金魂やMETAL BUILDよりずっと安価なので一応ぜんぶ買いましたけど、作る時間が無くて箱のまま押入れに隠してありますw いつか引退してヒマになったらシコシコ作ろうと思ってます。



↑これは『INFINITY』が公開されるより前にひび割れデザインを発明し、映画に影響を与えたかも知れない「千値練」社の手による可動フィギュア「RIOBOT 」シリーズのグレンダイザー。METAL BUILDのマジンガーZ&グレートマジンガーとほぼ同じサイズなので3つ並べて飾ってます。



↑同じく千値練「RIOBOT 」シリーズのマジンガーZ。『真マジンガー/衝撃!Z編』のマジンガーZをひび割れにしたらこんな感じ、っていうデザイン。格好良いのか悪いのか、もはや判りませんw



↑そして「RIOBOTマジンカイザー」の廉価版として昨年発売された、千値練&グッドスマイルカンパニーの協同開発による合金トイ「HAGANE WORKS マジンカイザー」。今のところ、これが最後に買ったマジンガーフィギュアになります。

さすがにネタが尽きたのかコロナの影響なのか、ここ1年ほどはコレと言ったマジンガーフィギュアが登場せず、お陰でもっとお金のかかるモデルガン熱が再燃してきて非常に困ってますw そろそろ我々ユーザー側も飽きてしまったのか?

ただし来年=2022年はマジンガーZの生誕50周年にあたるメモリアルイヤーですから、恐らくバンダイさんが究極の超合金マジンガーZを出してくれるだろうと期待してます。超合金魂はすでに5万円超えも珍しくなくなってますから、下手すりゃ10万円クラスのがバーン!と出ることも充分あり得ます。

いくら何でもそれは……って言いたいところだけど、こんだけ集めて来てそれをスルーしちゃうなんてこと、私に出来っこないのは明白ですw だから頑張って貯金しようと思ってます。もちろん、買っちまった暁にはまたブログでたっぷり紹介させて頂きます!

ここまで見て下さった方、数少ないでしょうけどお疲れ様でしたw こんな毒にも薬にもならん趣味に付き合って頂き、本当にありがとうございます!


 

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「衝撃!マジンガーコレクションPART2」

2021-11-13 23:30:42 | コレクション

ここまで来れば衝撃を超え、笑って頂けるんじゃないかと思いますw

別にムリして見なくてもいいけど、この程度でドン引きするようでは本ブログの読者は務まりませんw どうか笑ってやって下さい!

というワケで今回は、バンダイさん以外のメーカーによるマジンガーフィギュアをご紹介していきます。まずはマーミット社のソフトビニール人形「スーパーロボット烈伝」シリーズのマジンガーZ・海外向けバージョン。(だけど日本でも普通に売られてました)↓



国内向けは操縦席がホバーパイルダー、海外向けはジェットパイルダーになってます。全高約40cm。数あるマジンガーフィギュアの中でも随一の格好良さで、後に同社からリリースされる「大合金マジンガーZ」の原型モデル。かなりのお気に入りです。

その前に立ってる小さいのはバンダイ社のスーパーロボット超合金マジンガーZ。塗装&メッキ技術が向上し、新たなカラーリングで発売されたバージョンです。

その横にある赤い機体=ホバーパイルダーは、平成のTVシリーズ『真マジンガー/衝撃!Z編』放映時にバンダイ社「ポピニカ魂」ブランドで再発売されたもの。旧アニメバージョンとはカラーリングと細部のデザインが変わってます。



↑こちらは海洋堂社からリリースされた「ソフビトイボックスHi-LINE」シリーズのソフトビニール製フィギュア。これは全高約21cmと控えめサイズながら、塗装が綺麗でスタイルも良く、値段もお手頃でライトユーザーにもオススメ出来る逸品です。



↑これはネットオークションで入手したカスタムメイドのソフビフィギュア。元はバンプレスト社のゲームセンター景品で安っぽかった物を、ウェザリングを施し再塗装、さらに立ち姿が格好良くキマるよう姿勢も修正、紅の翼=ジェットスクランダーはなんと完全ハンドメイド、固定されてたホバーパイルダーも着脱式に改造されてます。

出品された方がその道のプロなのかアマチュアなのか不明ですが、私は原型の安っぽさを知ってるだけに、アレがここまで格好良くなるとは!って、いたく感動しました。



↑こちらはウェストケンジ社の「スイングアクションソフビ」シリーズ第1弾のマジンガーZ、全高約22cm。10数年前にリリースされた可動式フィギュアで、旧アニメの雰囲気が上手く再現されてます。



↑こちらは20年以上前にル・レープ社から発売された、一部組み立て式のソフトビニール製フィギュア。全高約30cmで、ホバーパイルダーが着脱式になってます。



↑これはハピネット社から発売された「ハイパーヒーローダイナマイト合金コレクション」第1弾のマジンガーZ、全高約20cm。これも10年以上前の製品で、骨格がダイキャスト製、装甲がソフビ製という珍しい造りの可動式フィギュア。独自解釈でデフォルメされたボディもユニークです。



↑これはかつて海洋堂さんから発売された「速水仁司スーパーロボットコールドキャスト彫像シリーズ」のマジンガーZ。あんまりデフォルメされたフィギュアやポージングされたフィギュアは好きじゃないんだけど、これはあまりに格好良かったもんで買っちゃいました。

マジンガーZがこんなポーズでロケットパンチを撃つ姿を、私はそれまで見た記憶が無いんだけど、この彫像が登場して以降、これが定番のポーズになっちゃいました。それだけインパクトある彫像で、原型を造られた速水仁司さんは凄い方です。



こちらはメディコム・トイ社から20年以上前にリリースされた「リアルアクションヒーローズ」のマジンガーZ、全高約30cm。

懐かしの昭和玩具「変身サイボーグ」平成版みたいな商品で、人間型(コンバットジョー)のボディにマジンガーの装甲を「着せた」ようなフィギュア。ゆえに体型がリアルに人間(頭がでかくて脚が短い)なもんでイマイチ格好良くありませんw けど顔の造形が旧アニメの雰囲気に最も近く、捨てがたいものがあるんですよね。



こちらはマックスファクトリー社のソフトビニール製・塗装済み組み立てキット「スーパーロボット・コレクション」の原作版マジンガーZ。これも20年以上前にイベント限定で販売された商品です。

カッターナイフでバリを削ったり穴を開けたり等して、せっせと自分で組み立てました。ソフビ製ですから重量感は無いけど、スタイリングもカラーリングも超合金魂より原作に忠実で、雰囲気はバツグン。これは多分かなりのレア商品です。



↑こちらはエヴォリューショントイ社から発売された塗装済みガレージキット「ダイナマイトアクションGK!Limited」シリーズのマジンガー2機。向かって右が真マジンガーZ、左がZマジンガー。

『Zマジンガー』は永井豪さんがギリシャ神話をモチーフにして『マジンガーZ』の物語を再構築された、平成生まれのマジンガー。しかしあまり人気が出なかったようで、漫画は未完のまま連載終了。アニメ化されることも無く、フィギュアもほとんど発売されてません。確かにデザインも格好良いんだか悪いんだかビミョーなんだけど、私は嫌いじゃありません。



↑この光ってるのはキングアーツという海外メーカーから発売されたプラスチック製可動フィギュアのマジンガーZ。バンダイ社の「DX超合金魂マジンガーZ」をひと回り小さくした位のサイズで、発光機能や装甲の着脱(内部メカのディスプレイ)等のオプションもDX超合金魂を模倣してる感じです。

ただし、こちらは音声ギミックが無い替わりに、装甲の差し替えによってダメージバージョンのマジンガーZを再現出来るのが特徴、かつセールスポイントになってます。海外メーカー製品にしては良く出来てるかと思います。



↑こちらは海洋堂社からリリースされた「メガソフビ」シリーズのマジンガーZ、全高約50cm。でかい! これも20年以上前の製品です。



↑そしてアートストーム社から十数年前にリリースされた、ジャンボマシンダーに迫る全高約56cm!のソフビ製マジンガーZ。元は海外メーカー「H.L.PRODUCT」社の製品らしいです。



↑これは割と近年に海外メーカー「フューチャー・クエスト」社から発売されたプラスチック製の可動フィギュア、全高約40cm。パイルダーとジェットスクランダーが着脱可能です。

ソツなく出来てるけど飛び抜けて格好良いワケじゃなく、そんなに動くワケでもないので中途半端な印象。ただ普通に立たせるだけでも、可動域が広くないとカッコいい立ち姿にならないんですよね。そういう点でも海外製品はイマイチ。やっぱ日本製は凄いです。



↑こちらはエヴォリューショントイ社から発売された「メタルアクション/ジェットパイルダー」と、それ専用のマジンガーZボディーのセット。

バンダイ社「ポピニカ魂ホバーパイルダー」をひと回り小さくしたサイズのジェットパイルダー(ダイキャスト製)とマジンガーヘッド(プラスチック製)のセットがまず発売され、後から首なし状態の専用ボディー(ソフトビニール製)も発売されました。

全高約70cmという、我が家ではこれが最大のマジンガーになります。届いた時の箱のデカさに心底ビビりましたw

シャープな頭部とマッチョ過ぎるボディーのバランスがとれてないし、細工してやらないとマトモに立たないしで、正直クオリティーは低いんだけど、その存在感と迫力だけはどのマジンガーにも負けてません。

これもシリーズ化され、原作版マジンガーZ、グレートマジンガー、グレンダイザー、マジンカイザーが後に発売されてます。ファンは世界中にいますから、全部揃えて部屋に飾ってる猛者も絶対いると思います。

ちなみに我々一般人でも入手出来る最大サイズのマジンガーフィギュアは、全高約180cmのソフトビニール製、約30万円のマジンガー。ネット通販でも買えます。本来はフィギュアショップの店頭にディスプレイする為のもんでしょうけど、いつか自分の部屋に飾るのが夢ですw

PART2は以上です。存分に笑って頂けたでしょうか? 疲れましたか? しかし、これで終わりだと思ったら甘いです。まだあるんです! PART3、ついて来られる方だけついて来て下さい。得るものは何もありませんw
 

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「衝撃!マジンガーコレクションPART1」

2021-11-12 00:10:08 | コレクション

前にチラッとお見せした、私のマジンガー・コレクションをじっくり見て頂こうかと思います。凄いから覚悟して下さいw(旧ブログの記事を加筆修正し、再構成しました)

まず最初は、バンダイ社さんの人気ブランド「超合金魂」シリーズにおける最新のマジンガーZ(with ダイアナンA)、グレートマジンガー(with ビューナスA)、そしてグレンダイザー、マジンカイザーです。



バンダイ社さんがまだ「ポピー」だった昭和の頃、TVシリーズ『マジンガーZ』大ヒットを受けて発売した玩具「ジャンボマシンダー」と「超合金」はいずれも爆発的な売り上げを記録し、他のTVヒーローたちも続々と商品化されて行きました。

そして平成の時代、かつて『マジンガー』シリーズを観て超合金で遊んだ我々世代が大人になった頃、値段はちょっと高いけど昔とは比較にならないほど精巧に作られた昭和ヒーローフィギュアが静かなブームを呼び、マジンガーZも「超合金魂」という新ブランドで甦ったのでした。

それから更に時が経ち、超合金魂の生誕20周年と、原作者=永井豪さんの画業50周年を記念して2017年に発売されたのが「超合金魂マジンガーZ D.C.」。

「D.C.」っていうのは「ダイナミック・クラシックス」の略で、マジンガーシリーズはじめ永井豪&ダイナミックプロが生み出した昭和のスーパーロボットたちを、可能な限り当時のアニメにおけるプロポーション通りに再現するのがコンセプト。(それまでの商品は立体映えするようデフォルメされてたのです)

マジンガーZが出れば、続けてグレートマジンガー、グレンダイザー、そして同じダイナミックプロ系のゲッターロボも発売されるのが超合金のお約束で、D.C.シリーズのマジンガー達と超合金魂マジンカイザーを並べたのがこの画像。



D.C.シリーズのマジンガーZにはこんなバリエーションも。映画『マジンガーZ対暗黒大将軍』でズタボロにやられたマジンガーZを再現したダメージバージョン(これがまた異様にカッコいい!)と、ブラックメッキバージョン。



まだまだありますw シリーズが進むにつれ高級化&巨大化してきた超合金魂とは別に、もっと手軽にコレクション出来る超合金としてバンダイ社さんが立ち上げた新ブランド「スーパーロボット超合金」のマジンガーZ、グレートマジンガー、グレンダイザーです。



全長は昭和の超合金と同じ約15cmで値段もお手頃……だったんだけど、これも最近は高級化&巨大化してきちゃってます。

とは言え、超合金魂よりはハードルが低い商品って事で、ゲームソフトや最近のマンガ作品に登場した平成生まれのマジンガー(真マジンガーZ、マジンカイザー、マジンカイザーSKL、マジンエンペラー、マジンガーZERO等)も続々と発売され、そのなれの果てがこの画像ですw



後ろに立ってるデカイのは、右がマーミット社から発売された「大合金マジンガーZ」、左が海洋堂さんの50cmフィギュア「メガソフビ」シリーズのマジンガーZ。



超合金魂シリーズが全長20~30cmが基本なのに対して、大合金はオール金属製で全長40cm、重量2.5kg! 超合金魂みたいにロケットパンチ発射などのギミックは無いけど、その圧倒的な迫力で存在感は随一。お値段も私が持ってる中で一番でしたw



お次はバンダイ社の超合金魂・第1号=マジンガーZ&第2号=グレートマジンガーのリニューアル版。グレートは一部が改修されただけですが、Zの方はほとんど全身造り直されてます。個人的には、両方共このバージョンが一番カッコいいと思ってます。



同じ超合金魂シリーズのグレンダイザー、ゲッターロボG(ゲッタードラゴン)、ガイキングと並べたWマジンガー。ガイキングだけダイナミックプロ作品じゃないけど、同じ放映枠の東映アニメ番組だし、デザインも明らかにマジンガーのバリエーションなので、我が家のマジンガー軍団に加えました。



手前の小さいのはマーミット社の「小合金マジンガーZ」。大合金マジンガーZの姉妹商品です。



こちらはバンダイ社の「ポピニカ魂」ブランドから発売された「ホバーパイルダー」と、その台座として追加発売された「マジンガーヘッド」。要するにマジンガーZの操縦席。



まだあるんですw リニューアルされる前の元祖・超合金魂マジンガーZとグレートマジンガー。全てはここから始まった!

いや本当に、1997年にこれが発売されるまで、私はマジンガーZなんかとっくに卒業したつもりでいました。昭和の頃には有り得なかった格好良さで復活した、この超合金マジンガーに衝撃を受け、そこから取り憑かれたようにコレクションを始めた昭和世代は、私以外にも多数おられる事でしょう。そうでなければTVシリーズ『真マジンガー/衝撃!Z編』も『劇場版マジンガーZ/INFINITY』も生まれなかった筈です。

超合金魂のサプライズ・ヒットが引き金となり、ゲームセンターの景品やガシャポンでも昭和のスーパーロボットがブームになり、バンダイ社以外のメーカーも次々とフィギュアを発売、私が当時住んでた部屋はマジンガーで埋め尽くされる事態になりました。

マジンガーZの左に立ってるのは超合金魂ミネルバX。マジンガーZのパートナーロボとして設計されたのにDr.ヘルに悪用されちゃうという設定で、旧TVシリーズの1エピソードのみに登場した機体。弓さやか操縦のアフロダイAとダイアナンA、炎ジュンのビューナスAと同じラインで発売されました。



超合金魂マジンガーZ&グレートマジンガーのブラックバージョン。これはこれで格好良いんですよね。超合金のカラーバリエーション展開も昭和の頃から定番で、ほかにゴールドバージョン等も存在します。



この微妙にデザインの違うマジンガーは、向かって右側が超合金魂マジンガーZ・OVA版(原作マンガ初期のマジンガーZを再現)。左側は永井豪さんが最初にスケッチされたマジンガーZの原型「アイアンZ」を、先のOVA版をベースに立体化した超合金魂。マンガにもアニメにもなってない、ボツ案のデザインまで商品化されちゃったワケです。



そして超合金シリーズの究極版として2012年にリリースされた「DX超合金魂マジンガーZ」! 全長30cmのビッグサイズに加え、装甲が着脱可能。画像みたいに内部メカを半分見せてディスプレイすることも出来ます。

さらに、リモコン操作で眼や放熱板を光らせたり、内部スピーカーで石丸博也さんによる必殺技の掛け声、効果音も聴けるという、まさに究極デラックスな仕様。

後に「DX超合金魂グレートマジンガー」も発売されましたが、そっちは買ってません。金銭と置場所に限界があるもんで、ビッグサイズはマジンガーZのみというルールを自分に課してます。今のところはw

ちなみに、最大にして最高級の超合金は、2009年に限定生産された「アーバンマテリアル超合金マジンガーZ」で、値段はたったの二百万円ほどw アホかっ! でも、買う人がいるから造られるワケです。コレクションの世界に際限はありません。

以上、PART1 終わりです。つまり、まだまだ続きますw なにか?
 

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