赤レンガの池に初夏の空が映りこみ爽やさが倍増してくるようだ。
そんな景色をもう一日だけ。
緑陰のわれを無視せる通し鴨
幼馴染に投稿しようと、掲出句を詠んでみたが、
緑陰と通し鴨、いずれも夏の季語なので、これは季重なり・・
緑陰のわれを無視せる鴨とゐて
鴨は冬の季語、でもそれはちょっと賛成しかねるが、
夏の季語として使う場合は「通し鴨」というそうだ。
赤レンガに棲みついている鴨は人馴れしており、
近くまで寄っても逃げる気配はない。
シカトしている鴨の表情を観察していたら、
身体はじっとしていても、目だけは白目になったり黒目になったり、
なにかせわしない。
鴨にとって白目になるときってどんなときかね、
そんな鴨はちょっと不気味である。