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屯田物語

フォレスターとα6000が
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真狩村で百合の球根を買う 

2010年10月13日 | 日常


真狩村・・
真っ直ぐな道が町を二つに割って、羊蹄山の足下まで延びているようにみえた。
山頂に雲がかかって、少し赤味がかった斜面を黒い影がゆっくりと横切っていく・・
暑い夏がおわり十月になっても朝晩の冷え込みはゆるいので、
鮮やかな紅葉はちょっと期待できそうもない。
しかし、ここに立つとき、いつも羊蹄山の大きさに圧倒される。

ニセコまで12キロ・・
ニセコは有島の出世作「カインの末裔」の舞台となった。

札幌のコーチャンフォー新川店で「カインの末裔」がどの書棚においてあるか尋ねたところ・・

「それはコミック売場にあります」
「ええ??」


いま、文豪シリーズのコミック版が多数出版されている。
若者が敬遠しがちな文芸本を手軽に親しんでもらおうということだが、
コミック版は iPhone や iPad など電子書籍向きではある。
コミックをみてから原作を読む、それも有りかなと思う。


百合の球根を買った。
カサブランカとソルボンヌである。
代金は豪快な牛乳缶へ投じた。