屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

春、花の実の 風の寒さや・・

2006年03月21日 | 日常
夜中からずっと大荒れの天気。
春は確実に三歩ばかり後ずさりしてしまった。
札幌は早春というのも遠い日和である。

「早春譜」好きな歌であるが、
春は名のみの 風の寒さや・・
わたしは、ずっとこの歌詞を間違えて憶えていた。
春、花の実の 風の寒さや・・
という風にである。
なんとなく意味がつながっていたので、不自然に感じていなかったわけだ。

わたしの母校、大成小学校の校歌の一節。
上川は沃野豪放・・
これを
上川は行くや号砲・・
「上川盆地を号砲とともに歩む」 開拓精神豊かな歌詞であると思っていた。
考えてみれば、小中高のなかでも小学校の校歌がいちばん理屈っぽい。

低気圧の影響で吹雪き模様、藻岩山はすっかりかすんでいる。


  

WBC決勝 ボレロと演歌の競演

2006年03月20日 | 日常
きのうはWBCの準決勝で韓国に快勝。
有名な疑惑判定士のパフォーマンスもなく、
両チームとも素晴らしい試合であったと思う。
決勝は優勝候補のキューバであるが、アジア代表の誇りをもって闘ってほしい。

松井は参加すべきであった。
次回は三年後か、そのときは若い選手が台頭してくるので、
彼だって選ばれるかどうかわからない。
イチローのこころから迸る発言と行動はわれわれの胸をうつものがあった。
いまごろのオープン戦で松井がホームランを打ったときいても、
あっそうかくらいのことしか思わない。
感動を与えない選手は印象がどんどん薄くなる。

オリンピックやWBCは国対抗なので夢中になる。
日本のペナントレースもチーム名から企業名をなくし、
地域名だけにすればもっと盛り上げる。

”北海道日本ハムファイターズ”でなくて
名称だけは”北海道ドサンコファイターズ”とかにすればよかったと思う。
ハム嫌い?な人だっているわけだしね。

ブログのデザインを変更。
旭川の男山で咲いていたオオバナノエンレイソウを背景画面にしてみた。
これからは季節の野花や風景をデザインに取り入れてみたい。







薄野の春宵 値千金

2006年03月19日 | 日常
久しぶりの薄野。
昨年亡くなった高校時代の友人を偲ぶ会・・・
われわれの年齢になると、毎年、誰か彼かの訃報をきくことになる。
先に死ぬのも悲しいが、同期の最後の一人となるのも寂しい。

黙祷のあとは賑やかな宴席となった。
料理も酒もうまい、銘酒「越乃寒梅」で酔いがまわってくる。

ススキノに雪はない。
暖かくなるにつれ、酔っ払いが多くなって、
北海道で一番忙しい「すすきの交番」となる。



「ソープ六条」まだ営業しているんだね。
へんなところで感心してしまった。



トムラウシと”ふきのとう”

2006年03月18日 | 
トムラウシに向かう山道はまだ雪が深い。
この道を登っていくと「霧吹きの滝」や高層湿原の「沼の原」へ、
そして、あこがれのトムラウシ(アイヌ語で”花の多いところ”)へ至る。


息子夫婦とトムラウシ温泉へ訪れたときのことである。
女二人はフキノトウに夢中・・・
今晩の天ぷらの材料だね。
わたしは、宮本百合子の気分になって雪のうえを歩く。
”ふきのとう”の詩はなぜか忘れない。

あと一月たてば、トムラウシ温泉もこのような風景になる。
雪解けを待って出かけようと思った。




国民宿舎「東大雪荘」の露天風呂
十勝川の源流沿いにあり、対岸はトムラウシに向かう山道。
夕暮れ一人で湯にいると、藪の中から狐か熊の光った眼がこちらを見ているような気がする。
あちらこちらの温泉へいったけど、ここがいちばん好き。

翌日は「霧吹きの滝」へ、
途中、トムラウシや十勝岳連峰を裏側から眺められる。
(美瑛の反対側になる)
落差60mの「霧吹きの滝」は水量は凄い。
山懐の奥深いので、まさに秘境の雰囲気をいっぱい感じる。

(写真は東大雪荘のHPから)










私を野球に連れてって・・

2006年03月17日 | 日常
WBCの対韓国は残念であった。
力は互角、しかし天は日本に味方しなかったということである。
主審の疑惑判定もあったが、
韓国に二度続けて負けたのだから、すべて言い訳となる。
今江選手のエラーも責めることではない・・
これが野球なのだから。

野球をみて昂奮したのは久しぶり。
ペナントレースもこれだけ真剣にやってくれたら野球人気も再燃するだろう。
同じアジア民族として、次は韓国を応援するぞ。。

なんと、メキシコがアメリカに勝った。
「疑惑の判定」が大リーグの闘争心を奪ってしまったようだ。


窓からの夜景をパノラマ仕立てにしてみた。
(フォットショップを使用)

藻岩山、砥石山、百松沢山、鳥帽子岳・・・手稲山(写っていない)
画面中央を横切る黒いベルト地帯は屯田防風林








WBCの熱気は疑惑判定のおかげ

2006年03月16日 | 日常
WBCは予想以上に盛りあがっている。
主審の疑惑の判定がWBC熱気に拍車をかけたようである。
審判を味方につけた米大リーグ選抜チームは日本に辛勝したが、
韓国に完敗したのはそのひけ目のせいではないのか。
小池環境大臣は次のような皮肉なコメントを発表した。
「アメリカはフェアーな国かと思っていたが、そうでもないらしい」

渦中の主審は日本対メキシコ戦の一塁審判を務めた。
内野安打なるかどうかの微妙な判定のとき、どうコールするか注目していたが、
際どいシーンがなくてよかったと思う。
勝手な推測であるが、
彼は日本選手に有利な判定をおろしたかったようにみえたからである。
ひとつひとつのコールはあまりに細心で慎重すぎていたので、
その機会を待っていたように思えてならない。

今日は韓国戦であるが、強い方が勝つ。
日本を応援するけれどレベルの高い緊迫したゲームであればよい。

今更ながら、
松井選手は自分のためにもWBCに出場すべきであったと思う。

春宵一刻値千金 花有清香月有陰
ベランダから藻岩山の夕暮れを撮る。
きょうの最高気温は6度、市内の積雪はずいぶん少なくなった。
近いうちにモッタ海岸温泉とフキノトウ探しに島牧までいきたい。



おれの”たからもの”

2006年03月15日 | 旭川の風景
友人と飲んだ夜・・
「この、たからものめが!」
そういわれると頭にくるというはなしになった。
それはどこか地方の方言で、
「宝物のように周りに大事に扱われて自分じゃ何も出来ないような人 ・・」
要するに、
「バカ!」ということらしい。

そんな方言なんて聞いたことがなかったので、
「出身どこだった?」
「北海道だけど、親は愛知だよ」
「そうか、どうりで聞いたことないと思った」
「・・・」

どうも、方言といわれてもイメージ的に納得してなかったので、
札幌へ帰ってから調べてみたところ、
なんと北海道や東北でも、この方言は使われているとあった。(笑)

三浦綾子記念館の外国樹種見本林を訪ねる。
ストローブマツ・ヨーロッパアカマツなどの緑がまぶしい。
三月中ともなれば肌身に寒さを感じることが少なくなった。
土曜日が春ならば、いまは木曜日の午後というところか・・
待ち遠しくも、週末まであと一日半。








北国の春浅い川岸

2006年03月14日 | 旭川の風景
友人と飲んだ夜・・
面影 を始めて歌った。
昭和39年当時のことが走馬灯のように脳裏をよぎる。
昔日の想いをこめて歌いながら、あの42年前の人たちはどうしているのだろうか、
考えるだけで懐かしさがこみあげる。
40年ぶりにやっとCDをみつけたと思ったら、
その曲がいつも通う旭川の 居酒屋風スナック 恵比す においてあったとは、
不思議な出会いの驚きである。

翌日の旭川神楽岡公園、
忠別川の畔はまだ凍てついていた。
”春浅い川岸”、でもこころは暖かい。






いま、会いにゆきます

2006年03月13日 | 前田森林公園
高校の同級生である彼が好き!
彼女は20歳のとき交通事故で意識不明となるが、
そのとき自分の未来を知ってしまう。
彼と結婚して男の子を産んだあとに死ぬ運命にあることを・・・
ほかの道を選ぶこともできる。
しかし、彼女はそれでも彼と結婚したい。

そして、彼女は未来の定めのとおり死ぬことになるが、
ある雨の季節に過去から戻ってくる。
ただし、それは6週間だけの運命との約束であった。
そして、ふたたび二人に愛が・・


映画を見終わったとき、二人ともホッとため息をついた。
そのため息の理由は、
中学時代から続く二人の長い付き合いの安堵感からくるのか、
短いがための愛の美しさにたいする嫉妬からくるのか、
彼女のそれはわからない。

きょう、高校時代の友人と飲む。
それはとても楽しいことである。

石狩浜から前田森林公園へ向かった。
手稲山が近くに見える。
なんと、雪をならしてパークゴルフをやっていた。







石狩の海と釣り人

2006年03月12日 | 札幌の風景
海がみたくなって石狩浜へきた。
”はまなすの丘公園”へ行く道は雪で閉ざされているので、
石狩番屋の裏手から浜へおりる。

何人かの釣り人がいる。
きっとアメマスを狙っているのだろうね。
しばらく釣りをしていないが、
50センチを超えるクロガシラを釣り上げたときの
あの竿の震えは忘れられない。

踏む雪はなま暖かい、
風は冷たいが、海も空もそろそろの春の気配である。