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ブラックフライデー

2016-11-26 | ビジネス

ブラックと付くと、あまり良い意味にはならない。

・ブラック企業

・ブラック・リスト

・ブラックマンデー

 等

良い意味では、コーヒーのブラックぐらい?

 

今回、話題となっているのが、ブラックフライデー。

木曜日にイオンに行ったら、あちこちにブラックフライデーのポスターがあった。

報道でもご存知のように、今年からイオンが、ブラックフライデーを実施しました。

ブラックフライデーとは、次のとおり。

ブラックフライデー(Black Friday)は、小売店などで大規模なセールが実施される11月の第4金曜日。

アメリカ合衆国では感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日にあたり、この日は正式の休暇日ではないが休暇になることが多く、ブラックフライデー当日は感謝祭プレゼントの売れ残り一掃セール日にもなっている。

ブラックフライデーには買い物客が殺到して小売店が繁盛することで知られ、特にアメリカの小売業界では1年で最も売り上げを見込める日とされている。

また、ブラックフライデーは年末商戦の幕開けを告げるイベントでもある。

アメリカでの経緯は次のとおり:

1961年ごろからフィラデルフィアで始まり、1975年にはかなり広まった比較的新しい言葉で、当日買い物客で道路が混むのでそう呼ばれている。

名付けたのはフィラデルフィアの警察で、人が外に溢れて仕事が増えるため「真っ暗な金曜日」と呼んだことがきっかけとされる。

当初、小売店などはこの言葉に不快感を示して「ビッグフライデー」という言葉を作ったが、一般には「ブラックフライデー」で広まった。後に、フィラデルフィアの新聞が、小売業者が儲かり黒字になるという解釈を発表してからは「ブラックフライデー」は良い意味で使われるようになった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%87%E3%83%BC_(%E8%B2%B7%E3%81%84%E7%89%A9)

 

ブラックXXXと言えば、世界恐慌を思い出す。

思い出すのは、ブラックマンデー。

しかし、ブラックマンデー(Black Monday)は、1987年10月19日(月曜日)にニューヨーク証券取引所を発端に起こった、史上最大規模の世界的株価大暴落。

暗黒の月曜日。

これは、1987年で、1929年の世界恐慌ではない。

1929年の世界恐慌は、次のとおり。

世界大恐慌。1929~33年の間、世界中の資本主義諸国を襲った史上最大規模の恐慌。

1929年10月24日、ウォール街の株式市場の暴落(暗黒の木曜日(Black Thursday))、10月29日(悲劇の火曜日)の大暴落に端を発し、全資本主義諸国に波及した。

米国の株価は80%以上下落、工業生産は1/3以上低落、失業者数1200万人、失業率25%。1929~1932年の間に世界貿易は70.8%減少、失業者は5000万人に達した。

各国は封鎖的な経済圏を作り始め、世界経済はブロック化の方向へ進み、第2次世界大戦の原因にもなる。

世界恐慌は、木曜日だったので、ブラックサーズデーでした。

 

ブラックが付くと余りいい意味では有りませんが、ブラック・フライデー。

先程のアメリカの発祥経緯を見ると、警察官がたいへんだったので、ブラックフライデーとなり、その後、ブラックは、企業利益の黒字の意味のブラックとなっています。

アメリカのニュースでは、この時期、そういうバーゲンがあるのは、知っていました。

ハロウィンも、日本では普及することはないと思っていましたが、何時のまにか、バレンタインの売上を超える様です。

日本の節分の恵方巻きも、関西以外では普及しないと思っていましたが、全国区になりました。

ブラック・フライデー、数年後に、日本でも、定着するのかどうか?

見ものです。