中央官僚が推進している電力とガスの競争。
地域が決まっている顧客を争奪している。
何故、国は、こんな政策を取るのか?
自分たちは、素晴らしいことをしていると証明したいのか?
同じπ(パイ)を、価格のみで競争していれば、両社の売上は下がるだけ。
一方、電力会社は、赤字がでれば、料金値上することができる。
一方では安くできる仕組みは残し、他の業界とは競争させる。
こういう状況を考えると、変な政策であることは間違いない。
官僚が主導して上手くいった試がない、
一番良い例が、大蔵省の金融業界・護船団方式による金融機関監督・指導でした。
結果は、ご存知のように、都銀、長信銀、信託銀行、地銀、証券等の倒産、合併の荒れた金融業界になってしまいました。
今では、地方銀行の統合ですら、指導力を発揮できない状況です。
今回の電力会社とガス会社の自由競争は、どういう結果を見るのか、楽しみである。