猛暑を受け、再来年のオリンピック対策として、サマータイム導入の議論が出てきた。
そもそも論で言えば、日本では、春か秋の運動会と決まっている。
昔から、夏は暑くて、競技には向いていない。
オリンピックでは、放映権を購入している米国が、米国の夏の目玉となる放送番組が少ないので、夏の開催を希望していると聞いています。
森オリンピック理事は、サマータイムを安倍首相に要請したと記事があります。
あと2年もないのに、サマータイムを導入することはできません。
それは、コンピューター・システム変更を伴うからです。
今の時代、全てがコンピューター・システムで運用されています。
その基本は、時間です。
そう簡単には、修正できません。
それよりは、オリンピックの開始時間を今の時間で、早めたら良い話です。
2時間早めたいなら、6時スタートとかにすれば良い話。
それに合わせて、オリンピック期間だけ、交通公共機関の運転時間を早めれば良い話です。
そもそも、炎天下で問題になる競技は限られています。
屋外が主体です。
屋内は、クーラーで対応できます。
稚拙な対応だけは、避けて欲しいです。
日本は、アメリカの様に東西に長い国ではありません。
東西に広いアメリカには、4つの標準時間があります。
日本は、南北には長いけれど、東西には長くありません。
今迄、何回も議論されてきたサマータイム。
今迄、採用されていない事実が、サマータイムにする必要はない事への証明と考えます。