毎年、8月15日になると、流れるのは、玉音放送。
そして、有名な言葉「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び」が流れる。
恥ずかしながら、全文は、読んだことがない。
そこで調べてみました。
宮内庁の資料は、ここを参照:
http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/taisenkankei/syusen/syusen.html
音声:この宮内庁のHP上にあります。
全文:
http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/taisenkankei/syusen/pdf/syousyo.pdf
73年前となると、現代語訳が必要になります。
検索すると、ありました。
https://www.huffingtonpost.jp/2017/08/14/emperor-broadcasting-decleartion_n_17752858.html
現代語訳を読みながら、玉音放送を聞くのも宜しいかと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=qtwnl0zsJAo
ニュースでは、必ず使われるこの有名なフレーズ(耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び)は、このWEBの原文では、最後から2段落目の文章で、その段落の最後の文章になります。
「堪へ難キヲ堪へ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス」
「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び」の後は、「以テ万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス」と続いています。
現代語訳では、「耐え難いことにも耐え、我慢ならないことも我慢して、未来のために平和を実現するため、道を開いていきたい。」となります。
一部だけ見ても、昭和天皇の気持ちは分らないので、是非、全文を読んで欲しいです。
昭和天皇の苦悩が伝わってきます。
戦後、天皇も国民も耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍んで、日本を復興させてきたことが伝わります。
メディアだけでは、伝わらなかった情報です。