今朝のNTVのZIPで、誤った説明がありました。
札幌市の清田区では、液状化が発生しました。
道路の真ん中のマンホールが飛び出していました。
その時、中継していたアナウンサーは、あのマンホールの位置から、周りの地盤が下がったと説明していました。
そんなことはありません。マンホールの方が、浮力があるので、周りの土地から飛び出したのが、正しい説明です。
2011年の東日本大震災で、舞浜周辺、幕張周辺でも同じ現象が起こっています。
その時は、チャント、その原理を説明しております。
もう少し、勉強して欲しいです。
視聴者は、このアナウンサーは何も知らないのだと思って見ているだけです。
アナウンサーの方には、チャントした地震の現象等を、事前に研修させて、基礎知識をINPUTして欲しいです。
ご参考:
なぜ液状化でマンホールが浮き上がるのか?
https://www.s-thing.co.jp/column/jiban_ekijoka_kento/post_15.html
追記(9月8日)
今日も、読売テレビの「ウエイアップ!プラス」で、同じ間違いがありました。
道路から飛び出したマンホールを見て、「あの見えるマンホールが、陥没前の道路にあった位置です」と現地報告しておりました。
もし、その説明が正しいとすると、どうしてマンホールだけ、元の位置にあるのか?
マンホールは、排水管に繋がっていなかったの?
本来は、土の中のマンホールと排水管が繋がっており、道路とマンホールと排水管の全てが、同時に沈むはずである。
確かに、陥没前の道路の位置位の高さにありました。
液状化したから、浮力があるマンホールだけ、浮いてきたのであります。
そんなことも分からないで、実況しないで欲しい。