今回の台風による浸水で、意外だったのが、関空の電源制御盤が地下階に設置されていたことです。
関空の基本設計は、レンゾ・ピアノさんです。
この人の作品で有名なのは、フランスのポンピドゥー・センター、銀座のメゾン・エルメスビルです。
関空のあのうねりのある建物で、電源装置を上の階に設計はできなかったかと考えますが、万が一の浸水を考えると、もう少し考慮する必要があったかなと考えます。
↑ 朝日新聞の記事より引用
見直しの際は、電源の分散も考えて欲しいです。
今回の浸水で、少しは知られるようになったのは、空港の建物がジャッキアップされていることかと考えます。
同じような羽田空港と違うのは、関空は、建物だけです。
羽田空港は、滑走路そのものが、ジャッキアップされていることです。
関空も、いづれは、滑走路のジャッキアップも考えないといけないかも知れません。
でも、その時は、実質、和歌山空港(もう少し先に行けば和歌山です)の関空を廃港にして、神戸空港を国際空港にしたらと考えます。
その時は、神戸空港との交通危難の充実が必要ですが。
関空の脆弱性が分かりましたので、色々と考えさせられた台風被害でした。