古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

裏山の竹を100本伐りました

2010年01月19日 04時01分56秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 これはきのうの我が家のウッドデッキです。きょう味噌を仕込むために大豆を煮ているところです。ことしは7,5キログラムの大豆で味噌をつくります。おとといの晩大豆を洗って水にひたし、きのうは道子さんが付きっ切りで十時間かけて煮ました。
 鍋の数は五つ。石油コンロと台所の電磁調理台で二つ(台所のもう一つは調理用に使います)。あとは携帯ガスコンロ二つと練炭七輪一つ。そのうち三つはウッドデッキに出して、ベニヤ板で風防の囲いをしました。風防をつくりながら、孫たちがこんな囲いを見たらよろこんで遊ぶだろうなと思いました。むかしむかしのそのむかし、ぼくも、押入れ、柳行李のふた、空の段ボール箱などで遊んだかすかな記憶があります。
 ぼくのほうは裏山の竹をきのう一日で100本以上伐(き)りました。片付けていると時間がかかるので、倒れた竹が山のようになっても上へ上へと斜面の竹を伐り倒していきました。あとで一本の竹を三つか四つに切って片付けるのに数日かかるでしょう。
 なぜそんなことをしたのかって? 
 裏山の頂上は平らになっています。その広場を通る周回山道をつくるつもりだったのですが、頂上への二本の山道にはさまれた竹を、全部伐りたくなったのです。
 竹がなくなりクヌギ・コナラの木立だけの谷に小鳥たちがやってくる。いろんな木が生える・植える。孫たちが来てチャンバラしたり走ったり隠れたりする。ささやかな林間を毎日歩いて小さい芽生えを見つけ、木々の変化に目をとめる。里山が復活する。
 そんな想像がポッと浮かぶ。するとそんなことをする機会は今しかない気になるのです。長いこと生きてると「そのうちまたやろう」と思っていることがいっぱいたまります。大半は思いだけで終るでしょう。でもきょうはできる。やろう。……きのうはそんな一日でした。
コメント
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