古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

やる時期になっていたのでしょうか。

2010年01月23日 12時38分37秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 正月からせっせと竹を伐って裏山の頂上に通じる道を拓いていますが、ここ数日は頂上も片付けています。頂上の写真です。チェーンソーとチョッキなどを置いていますが、竹や下生えは刈って向うに積み上げています。山の頂上といっても平らな広場で、ベンチを置こうかハンモックを吊ろうかブランコみたいなものをつくろうかと思考をたのしんでいます。
 この三年、家の柵や畑に使うために、シイタケの原木置き場をつくるために、木を植えるスペースをつくるために、竹を伐ってきました。でも明確な目標を立てて竹を伐ることはしませんでした。いわば「もうちょっと、もうちょっと」と山の上のほうに上がっていく感じでした。
 ある日思いました。「いつかは頂上までの道をつけようと思っている。でもこの調子だったらまだ数年かからねば道はつかないだろう。そのうちさらに歳をとってあきらめるかもしれん。目標が明確でないからだ。茂みをかき分け、よじ登ってでもとにかく頂上に行ってみよう」(たかが小山に登るのに大げさな表現ですが、本人の気持ちですからご容赦ください。)
 斜面の竹の多さに「やめよう」と思ったり「やろう」と思ったりしましたがとにかく道がつきました。いまでは日に五度も六度も頂上に登って仕事をしたりちょっとカメラを取りに下りたりしています。
 それにしてもよくもこれだけの竹を伐り倒したものだ、と自分で感心します。やっぱりやる時期が来ていたのでしょうか。思ったよりスイスイとここまでできました。よくわかりませんが『時期』というのはえらいものだと思いました。
 ウグイスよ、はやく鳴け。若葉の季節よ、はやく来い。そんな気持ちできょうもこれから竹を片付けます。
コメント (1)
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