古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

裏山の木々に寒肥をやりました。

2010年01月28日 05時50分42秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 これは二年前・2008年の正月に撮った我が家の裏山です。手前の数メートルは竹を伐って木を植えています。雪をかぶっている『斑入りアオキ』はその後竹薮の奥に植え替えました。アオキは日が当たり過ぎるのはよくないので。あれから写真の右半分の竹は切りまくって頂上に達しましたし、左の竹薮の奥にはシイタケの原木置き場をつくりました。あらためて写真を見て「結構いろいろ手を加えてきたなー」と自分で感心しています。いい遊び場付きの田舎に引っ越したものです。
 きのうは裏山に植えた木々に寒肥をやりました。木のまわりを円形に掘り、鶏糞と草木灰を混ぜて入れ、土をかぶせました。三年前に植えた木は二、三本でしたがきのう数えてみたら31本。
 竹薮に木を植えるといったら、植木屋さんは「そりゃ余程しっかり穴を掘らないと竹に負けてしまい、育ちませんよ」といわれました。深さは50センチ以上、直径1メートル以上の穴を掘り(もちろん竹の根はすべて除去し)、肥料を入れて土をかぶせて踏み込み、『花と野菜の土』で穴をいっぱいにしてから植えろというのです。ツルハシで挑みましたが竹の根は4層になっています。一つの穴を掘るのに二時間かかります。そんなにまでしてよく植えたなー、と自分で感心しました。(だんだん掘る穴は小さくなりましたが)
 きのうも木を植えました。でも苗木のポットより少しだけ大きめの穴を掘っただけ。もう大きな穴を掘るのはしんどい。枯れたっていい。植木屋は自分とこで売った苗木が枯れたら文句いわれる。それで大げさにいったんだ。そう思うことにしました。
 とにかく気になっていた寒肥をやり、数本買いためていた苗木を植えてほっとしました。植えた木々が将来大木になることを考えると詰め過ぎですが、そんな心配は後世の人にまかせます。
 ぼくらのつとめはタケノコを蹴飛ばして元の竹薮に戻らないようにすることです。ツルハシで穴を掘っていると竹の根に遭遇し、しっかりタケノコの芽がついていました。竹を伐られて危機意識を持つ竹は「えらいこっちゃ。このままでは滅ぼされてしまう」と満を持して地下で待機しているでしょう。さー、対決の日は近し!
 
コメント
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