古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

タマネギ、六条大麦を収穫しました。

2011年06月06日 04時58分53秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 タマネギの葉が倒伏して収穫の時期です。抜いて三日間畑に干したタマネギを、軽トラで小屋に運びました。極早生(ごくわせ)のタマネギは一ヶ月前に収穫して、葉を切り落として人にあげたりしていました。これから収穫するのは保存用で、葉を付けたままのタマネギを五つずつヒモでくくって小屋にぶら下げます。去年までは両端にタマネギをくくったヒモを振り分け荷物のように竿に架けていましたが、今年はS(エス)字金具に引っ掛けることにしました。下でくくったタマネギをひょいと引っ掛ければいいので作業がずいぶん楽になります。
 タマネギは800個ほど吊るすつもりですからかなりのS字金具が要ります。しかしホームセンターで売っているS字金具は一つが100円近くするので自作することにしました。♯10(直径3,2ミリ)の太い針金を買い、それを番線切りで30センチに切ります。その針金を万力にはさんで固定し、ペンチで両端を曲げます。さらにS字になるようにペンチで曲げて一つ完成。針金1000円分で110個のS字金具ができました。夕方竿に引っ掛けた金具の列を撮った写真です。腕は痛くなりましたがこれから何かを吊るすのに使えます。
 六条大麦のほうは刈って束にして稲木に干すつもりでしたが、やめました。以前どこかの国で穂を手で集めて収穫しているのを見たことがあります。わずかな麦ですから穂先をハサミで切って紙袋に入れ、それをさらに干して粒にすることにしました。きれいに脱粒できないかもしれませんが、炒って袋に入れて麦茶にするのですからなんとかなるでしょう。
 雨で畑仕事が数日できず(お陰で衣類の断捨離はできましたが)、まだ仕事が滞(とどこお)っています。イチゴはもうお仕舞いですからネットハウスを片づけ、来年の苗をとる準備をしなければなりません。去年は10株残しましたが、今年は7株残すつもりです。散歩途中に畑に上がってきてイチゴのコーチをしてくださる村の人は、一つの株から100の苗をとるそうです。うちは200株もつくりませんから700とれたら人にいっぱいあげられます。イチゴを植える秋頃には声を掛けてください。苗をさしあげます。それにしても収穫が終るとすぐに来年の準備。イチゴをつくるのはほんとに一年がかりです。
 自然薯(じねんじょ)のツルが伸びてきました。1メートルほどの竹の上まで伸びて空中をぶらぶらしています。そばに4メートル以上の高い竹を立てて、「高い高い!」をしてあげることにしましょう。
 そうだ。もうすぐ黒大豆と味噌用の大豆(「白大豆」と呼んでいます)を植える時期です。タマネギのあとやレンゲ畑のあとに畝立てをしなければ。
 
コメント
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