古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

台風一過。いかがでしたか。

2014年10月14日 05時34分37秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 朝5時。外の様子を見ようとウッドデッキに出てみました。天頂に月齢20日の半月。空が台風に吹き払われて明るい。星もくっきり。澄んだ空に冬の大三角の光が美しい。
 台風は通り過ぎました。気になって夜中に外を見ましたが、雨は降っても風は強くありませんでした。テレビの予報を見ても、三木は風速10メートル程度でした。
「三木は天気の穏やかなところです」と村の人にきいたことがあります。8年暮らしてほんとにそう思います。「海岸に近い神戸だったらもっと強風に見舞われただろう」と思ったときが何度かあります。
 台風は「稲刈りどきの山田錦の田んぼを襲うように」やって来ました。自然のすることですから文句の言いようがありません。でも残念です。「穂先が助かり、無事に収穫でますように」と村の人たちの米づくりを応援しています。
 黒豆の枝豆を収穫する時期になりました。きのうの朝は台風前に黒豆を抜いてきて、道子さんが時間をかけてサヤをもぎ、選別して荷造りしました。
「道ばたで〈枝付き黒豆枝豆〉を売ってるけど、我が家が有機無農薬で黒豆をつくる苦労がうまく伝わるかしら。うちで枝付き黒豆にしようと思ったら虫食いだらけになってしまうわ。サヤを全部もいで、選別して、また選別して、送るんだから」。
 ほんとにその通りなんです。ふつうの何倍もの手間をかけてあちこちの知人に味わってもらっています。
コメント
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