古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

落花生・黒豆の枝豆を人にあげられて、しあわせです。

2014年10月27日 07時18分43秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 最後の数株の落花生をきのう掘りあげ、今年の『落花生枝豆』はおしまいです。
「掘りたて」を塩ゆでして食べる落花生の枝豆を、今年も幾人かの村の方々に賞味していただきました。手間はかけますが、つくったものを喜んでいただくのは、とってもしあわせなことです。
 黒豆の枝豆もきのうでおしまいにしました。枝豆用に10メートルの2畝につくった40本の黒豆は全部なくなりました。今年は大粒の黒枝豆ができました。おいしさも格別でした。
 ですからまず、ムシの一家がよろこんだことでしょう。「おいしいなー! カーチャン」「ここの畑が一番だね! トーチャン」「オマエタチもいっぱい食べるんだぞ!」と家族で声を掛け合って頑張ったかな。
 とにかくムシの害はひどいものでした。できたサヤの半分以上が食われていました。それも立派な黒豆になってから入ったのです。ちょっと悔しいけど、ま、「ぼくらがつくったんだぞ」といっても、おいしくなったのは黒豆の力です。多分黒豆はムシも人間も差別しないでしょうから、ひとり占めしようと思わないことにしましょう。(サヤができてからニンニク・トウガラシ・馬酔木などの煎じ薬を降り掛けるのを怠っていました)
 その枝豆用黒豆を10人超の方々に送り、よろこんでもらいました。ふつうは黒豆の葉を切り落として文字通り「枝豆」として道ばたでも売っているのですが、うちはサヤを全部もいで、ムシクイを選別して、送るのです。半分以下になり、手間もかかり、大変でした。でも特に関東のほうの人は黒豆の枝豆をご存じでない方もあり、「頬っぺたが落ちそうにおいしかった」といってもらいました。
 孫たちに「芋掘り体験」をしてもらおうとサツマイモをつくっているのですが、子も孫も芋掘りにあきたようで、おじいさん・おばあさんが畑仕事の合間に掘っており、10月もおわるのにまだ20株ほど残っています。
 今年は安納芋とベニアズマだけを、ひと畝ずつ植えることにしました。(17メートルと長めの畝でしたが)
 できは、まずまずでした。去年は「カナブンが入って困る」と村の人に相談したら「ネキリエースで一発や。きれいな芋ができるで」と教えられ、黙ってしまいました。今年は黒マルチでイモムシをばっちり防ぎました。
 道子さんは、おいしい「干しイモ」をつくりたいと、去年は「タマユタカ」、今年は「ほしキラリ」を通販で購入しました。よくできましたが、姿も甘味もイマイチ。来年つくる気持ちになれません。
 来年もマルチをして、ベニアズマ・安納芋をつくることにします。
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