古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

母・妙子さんの一周忌です。

2020年03月14日 11時48分41秒 | 古希からの田舎暮らし
 母・妙子さんは、去年の3月14日に亡くなりました。朝5時頃、施設から電話がかかってきました。
「妙子さんが息をしておられません。あわてないで来てください」
 前々日に行ったときは、呼吸が苦しそうでした。吸引をお願いして、らくになったようでした。前日に行ったときは、おだやかな寝顔で、静かに息をしていました。
 電話をうけて「くるときがきた」と思いました。母は生きる力を使いきって105歳10カ月で逝きました。
 ふしぎに、しずかな気持ちでした。
 
 あれから一年になります。今日は、道子さんと二人で母の一周忌をしました。
 仏壇にミモザの花を供えて、道子さんに正信偈をあげてもらいました。

 胡蝶蘭も仏壇横に供えています。
 胡蝶蘭を供えるようになったのは、2017年6月からです。
 2017年5月に弟が行年68歳で亡くなりました。あのときから仏壇に花を絶やさないようにしようと、胡蝶蘭を供えはじめました。胡蝶蘭は夏の暑さには弱いので、部屋にはいつも冷房を入れて25度にしています。畑仕事や買い物から帰ると仏間に入って「あー、涼しい」とひと息入れていました。
 胡蝶蘭は2カ月もすると花が無くなってしまうので、新しい胡蝶蘭を買い、花のない鉢も部屋においていました。この胡蝶蘭は去年のいつ頃買ったものか忘れましたが、蕾ができて、それがだんだんふくらんで、ぶたたび花が咲くようになりました。

 胡蝶蘭は水の世話だけしておれば、ふたたび花が咲く。写っている蕾もこれから咲きます。失敗は水のやり過ぎだそうです。道子さんは鉢の世話をして、声をかけています。
 花はえらいなあ。
コメント
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