古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

我が家のミモザは満開です。

2020年03月12日 19時15分27秒 | 古希からの田舎暮らし
 我が家のミモザです。今年は3月半ばに満開を宣言します。

 ミモザの樹は生長がはやいそうですが、我が家のミモザはヒョロヒョロと背が伸びて傾いています。少しでも立ててやろうと、トラロープで引っぱっていますが効き目があるかどうか。おそらく地下では竹の根にせめられながら、根を伸ばして頑張っているでしょう。
 いつもの年は満開が4月になりますが、今年ははやいです。
 ミモザは「7月までに強剪定をして枝先を切る」のがいいそうです。しかしこんなに高くては切れません。「剪定しなかったから花は咲かないだろう」とあきらめていたら、冬にツボミをつけはじめました。そして暖冬で早めに咲きました。一カ月この黄色をたのしめます。
 切り花としてもしばらくの間たのしめます。高枝切りハサミでさしあげます。声を掛けてください。

 軽自動車でウロウロするこの界隈で、よく花の咲くミモザの樹を一本だけ知っていました。少し遠いけど加東市の東条小学校校庭のミモザでした。背が高くならないように剪定して、見事に咲いていました。「今年も咲いてるかな」と先日買い物のついでに行ってみたら、樹が見あたりません。毎年黄色の花が盛りあがるように咲いていたのに。どうしたのでしょう。

 去年の3月に亡くなった母は、女学校に通っていた頃から文学に憧れていました。しかしふつうに結婚し、5人の子供が生れ、戦時中は父について朝鮮にも渡り、敗戦後は苦労して子供を育て、やっとひと息ついたときは64歳になっていました。しかし人生は思わぬ展開をすることがあります。山陰の田舎から神戸に出て、70歳近くなってから大坂の文学学校に通うことになりました。
 入学した日に、文学友だちに黄色の花を「ミモザ」と教えてもらいました。母はミモザに特別な思い入れがあって、神戸に住んでいたときは庭に植えました。うまく育ちませんでしたが。
 94歳で三木に引っ越して、裏山にミモザを植え、花を愛でることができました。
 今年見事に咲いたミモザを、母はうれしそうに見てるかな。
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三木のあたりは「ダイジョウブ」でありますように

2020年03月12日 01時32分56秒 | 古希からの田舎暮らし
 いま大相撲春場所は大坂で、無観客でやってます。プロ野球のオープン戦も無観客で。春の「選抜高校野球」は中止になったし。近くの市で感染者が出たみたいだし。
 ぼくのいま一番応援している「プロ・テニス」も見られません。先日は目と鼻の先のビーンズドーム(三木市の誇る室内テニスコート)で〈日本 対 エクアドル〉の試合がありました。デヴィスカップの予選でした。これも無観客。日本は負けました。
 錦織圭は怪我が治りきらず、今年はずっと欠場がつづいています。世界ランキングも31位まで下がってきました。大坂なおみは去年優勝した全豪オープンで3回戦で負けてしまいました。順位は大きく下がり、いま10位です。
 プロテニスはもうシーズンがはじまっており、大会がつづきます。まず最初はランキング32位までの選手に参加義務のあるインディアンウエルズの大会。これはグランドスラム(全豪/全仏/全英/全米 … 優勝者は2000点)に次ぐ大きな大会で、優勝すると1000点もらえます。
 大坂なおみは2018年に優勝して(テニスの大会ではじめて優勝しました)大躍進する出発点になりました。今年は順位を挽回するチャンスです。ところがこの大会も中止になりました。アメリカも駄目らしい。すぐに次の大きな大会(マイアミ大会)があるけど、これも駄目になるかな。
 みんな、日本中のみんな、世界中のみんなが、ウンザリ/イライラ/してるでしょうね。
 こんなときは、外に出て、裏山や畑で仕事ができる「田舎」がいい。
 さ、元気を出して外仕事しよう。
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