古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

お月見/シリコン作業/忙しいけどたのしい。

2020年10月01日 20時28分31秒 | 古希からの田舎暮らし
 夕方、道子さんは裏山でススキを摘んでいました。「そうか。今日は中秋の名月なんだ」。
 道子さんが急ぎつくったお月見舞台です。

 ススキに添えたのは曼珠沙華/ムラサキシキブ/です。
 お供えは裏山の栗/畑でとれたサツマイモ/サチユタカの枝豆/です。
 名月はウッドデッキの真正面に昇ります。写真では小さく見えますが、二人でしばらく名月に見とれていました。

 スイス人をふくむ数人で、京都の嵯峨野でお月見をしたそうです。ご馳走を食べ、お酒を飲み、たのしく談笑していました。だれかが山の端に出た月に気付いて「月が出たよ」と声を掛けました。するとみんなが、しばらく談笑をやめて黙って月を見ていました。その場にいたスイス人は、月が出たとたん、場の雰囲気が変わったことを奇異に感じました。いつもの月なのに、なぜ月に見入るのか。
 日本人の心のひだにふれて、小林秀雄の書いたエッセイです。
 そういえば、こんなコメントを聞いたこともあります。
 日本人は桜を「お花見」していつくしみます。ブラジル人の女性がこんなことを言っていました。
「花が咲けばどんな花でも花見をするのに、日本人はどうして桜だけ特別にお花見するのですか」。
 
 ぼくのほうは、今日シリコン作業をしました。自分の「身のこなし」がおぼつかないのに、シリコンを充填する作業は姿勢が大事です。とてもつかれました。
 
コメント
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