古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

寒さに向かうときに北朝鮮の人たちは …… 。

2020年10月29日 23時52分24秒 | 古希からの田舎暮らし
 図書館で『暗殺が変えた世界史』(下)を借りて、チャウセスクの暗殺を読みました。
 彼はルーマニアの共産党支配者として、圧政をしき、人民を虐殺し、私財を蓄え、1989年12月に、ルーマニア国民に暗殺されました。かたちの上では人民裁判をして、死刑を宣告して、処刑されました。チャウセスクが暗殺されたことは、北朝鮮では一切報道されませんでした。しかし3日のうちにチャウセスクの処刑は北朝鮮の全国民に知れ渡ったそうです。
 あのときはベルリンの壁が撤去され、東ヨーロッパの共産圏の国国は一挙に解放されました。しかし北朝鮮は取り残されました。金日成 ⇒ 金正日 ⇒ 金正恩 の体制下で、今年もまた飢えと寒さの冬がやってきます。数百万/一千万/の国民が圧政におびえ、餓え、寒さに震える国。21世紀になっても状況は同じです。   どうしようもないのか。なんとかならないか。
 BSのテレビ番組で『私が日本に住む理由』というインタビュー番組をやっています。外国人が「日本のどこがよくて日本で暮らしているのか」を語ります。あるときルーマニアの女性が出ていました。彼女は日本人と結婚し(別れ)、一人娘と日本に暮らしています。女性の空手道場をやっている人でした。「なぜルーマニアでなく日本で暮らすのか」ときかれて「安全だから。ルーマニアは暴力が横行し、人人の心が荒れ、安全でない」と話していました。
 ぼくはチャウセスクの処刑を思い、長く圧政に苦しんだあの国の国民を思い、「荒れるのはどうしようもないのか」と暗い気持ちでした。北朝鮮も解放されたら荒れるかも。それでもあの圧政はなんとかならないか。少しでも『希望』の見える国にならないか。
 
 裏山には世界三大紅葉樹(モミジ/ニシキギ/すずらん)を植えています。名前は大げさですが、樹は小さい。通販で買ったすずらんがきれいな色になりました。

 
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外仕事を毎日しています。

2020年10月29日 01時37分00秒 | 古希からの田舎暮らし
 毎日「すること」がある。老人が「目的をもって動く」のはいいことですね。
 さて、昨日は何をしたか。
〇 ブルーシート(八畳大)を買いに出ました。下の畑(一反三畝=400坪)を借りていたときは超大ブルーシートを使っていましたが、畑をお返しした時に処分しました。残っているのは、小さいブルーシートばかり。このたびウッドデッキで刈りとった大豆を干します。で、必要になりました。
〇 東条の「道の駅」に寄って渋柿を買いました。「よかたん」にも売ってるでしょうが、三木の「道の駅」にまわりました。ここは鳥取県産の西條柿を40個セットで売っています。東条の渋柿より少し小さ目です。あとは村の方にもいただき、全部で100個超の干し柿をつくります。
 皮をむき、縄につけ、干す。全部道子さんの仕事です。食べるのはぼくたちと身内の者。アライグマには食べられないように、昼はデッキに干して、夜は台所前のスペースに移動します。
〇 先日干し柿にした我が家の四個の蜂屋柿ですが、もう干し柿になりました。夕食のデザートに食べてみました。実に美味しい。あの蜂屋柿は、来年からもっとなるでしょう。たのしみです。
〇 前の畑につけていた「電撃殺虫器」は取りはずしました。道路の上をはわせていた電気の延長コードも片づけました。屋根付きの設置台も片づけました。今年は4月に設置してから毎朝、刷毛で殺虫器にくっついた「蛾・ムシ」をはらいました。お蔭で大豆や黒豆がかなりたすかりました。カメムシにはちょっとやられたけど。
「しても、しなくても、いい」ことばかりかな。こんな話を聞いたことがあります。

 人間の細胞と犬の細胞は、同じような組織である。
 犬は15年~20年生きる。人間は80年超生きる。その「違い」は目的意識にある。犬は朝起きて「さて、今日は何をしようか」と考えない。ただ生きている。人間は目的意識を持っている。今日の目標/今月の目標/今年の目標/ …… 。
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