古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

食前に『パタカラの歌』を歌うことにしました。

2021年01月07日 21時49分49秒 | 古希からの田舎暮らし
 父・将愛(まさよし)は子や孫が集い、米寿を祝ってしばらくして、「誤嚥性肺炎」になりました。念のため入院して治療することにしましたが、病院でも誤嚥を繰り返しました。そして100日余り入院して逝きました。行年89歳。ぼくは60歳になっていました。
 さて、ぼくはいま83歳。誤嚥性肺炎を気づかう年頃になりました。
 そして世はコロナ時代。いま肺炎になれば、高熱が出るし、まぎらわしい。
 あれこれ思わなくても、人間は必ず死にます。心配いりません。でも当事者とすれば、こんなときに《誤嚥性肺炎》になるのは避けたい気分です。

 さて今日は朝食のあと、お茶を飲みあやまり、咳き込みまいた。ふつうは、むせて、咳をして、しばらくして治まります。でも今日は「このまま誤嚥性肺炎になるかもしれない」という思いが胸をかすめました。
 そうだ! 『パタカラの歌』を食前に歌おう。うちの村の老人会では食事の前にパタカラの歌を歌うようにしています。それを「家で毎食の前に実践しよう」と思い立ったのです。
 パタカラの歌をネットで調べるといろんなメロディーで歌われています。「ふるさと」(♩ 兎追いし…)/「兎と亀」(♩もしもし亀よ…)/など。三木市のパタカラの歌は『村の鍛冶屋』のメロディーです。金物の町・三木市のテーマソングみたいな歌です。歌ってみると「パ」のような破裂音とメロディーがよく似合う。調子よく歌える。
 パ/タ/カ/ラ/を一音ずつ強く発音すると、口のいろんな筋肉がきたえられます。歌を印刷したシートを出してきて、二人でしっかり歌ってから昼食・夕食をとりました。(ラミネートしたシートを、老人会用に用意しています)
 これからは食前に歌を歌うことにします。
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