古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

道子さんは〈ツクシ〉摘み/ぼくは「ホール・ディガー」を買う

2024年03月28日 16時31分19秒 | 古希からの田舎暮らし
 昨日から図書館で借りた本『末期がんからの生還』(笹野富美夫・著 2011年刊 文芸社)という本を読みはじめ、一気に読んでしまいました。笹野さんは「肝臓がん」になり「余命3カ月です」と宣告されました。宣告されたのは2004年3月でした。家族は必死になって治る方法をさがして、奥さんからの「生体肝移植」をしようと段取りをすすめました。しかし、直前になって生体肝移植をやめました。そしていろいろあり、奇跡的に〈余命宣告〉を乗り越えて、17年以上たった現在も生きておられます。
「こんなこともあるんやなあ」とひきつけられて読みました。名前で検索するとブログが出てきます。
 さて、今日は歯医者さんの予約日でした。昼前にすんで、蕎麦屋・稜庵で昼食をとりました。今日二人が注文したのは「ゆば蕎麦」です。まだ食べたことがなかったものです。おいしかった。この店はやっぱり〈かけ蕎麦〉が絶品だと思います。今度は〈ふりだし〉にもどって注文します。   
 食後は〈よかたん〉に黒豆を買いに行きました。道子さんは黒豆を〈土井勝〉風においしく煮て、毎食にちょっとつけてくれます。これがなかなかいい。売ってある黒豆はそろそろおしまいになります。4袋買いました。
 先日から二度三度「ツクシは生えてるか」と土手に寄っていますが、ほとんどありませんでした。しかし今日寄ってみると、雨のあとでよく生えてます。道子さんは時間をかけていっぱい摘みました。

 ハカマをとるのに何時間もかかります。根気のいる仕事です。関東の末期がんの友に〈ツクシのつくだに〉を送ろうとこころをこめています。
 ところで、おじいさんは何したか。なんと「ホール・ディガー」というものを86歳にして買いました。ジャーン!

 重さが4キロある穴掘り器です。裏山の手すりをつけたり、潅水用パイプを埋める穴を掘るのにつかいます。竹の根が縦横にはびこっているので、ツルハシも使って穴を掘ります。どれだけやれるかなあ。
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