104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

確かに強そう

2017年12月10日 20時08分04秒 | Weblog
「チェロで殴れば勝てる」 “なぜチェロが優れているのか”を挙げる奏者に共感の声 楽器を解説した漫画も話題に (1/2)


 「チェロで殴れば勝てる」、衝撃的なタイトルですが、記事を読んで納得。そこそこリーチもあって、取り回しも出来なくなはい、更には打撃だけでなく刺突にも対応と、確かにチェロは数ある楽器の中でも戦闘力は随一だと思います。


 面白いのは武器として優れているだけでなく、防具としても十分とのこと。記事から引用すると、

「下手なコートよりあったかい」
「風除けにもなる」

この辺りは思い当たる節がありますね。私もテナーを背負っていると夏場は地獄ですが、冬場は防寒グッズにもなります。ハードケースだと冷たいですけどね。


 管楽器で考えると、なかなか難しいところですね。一見攻撃力が高そうなのはトロンボーンですが、リーチは最強なんですけど、如何せんスライドの耐久力が問題。スライドを外すとリーチが半分になるのもネック。ペットやフルート、クラリネットの高音楽器は取り回しに優れるものの、リーチと耐久力が絶望的。チューバになると破壊力や耐久性は十分なんですけど、取り回しに難ありと。ホルンは防御に全振りみたいな感じですかね。


 となると、ユーフォニウムが一番バランスがいいのかな? 我がサックスは使い手を選ぶ「クセのある装備」みたいな感じでしょうか。ネック部分とベル部分を上手いこと使い分ければ強いみたいな。まぁ、ネックを飛び道具として使うのもアリかもしれませんが。ブーメランみたいだし。



 まぁ、楽器は武器ではありませんが、こう言う突飛な着眼点は面白いと思います。こうやって管楽器で考えると、やっぱりチェロのバランスの良さと言うのが際立ちますね。思わず仮面ライダー響鬼を思い出します。威吹鬼はトランペットを武器にしてましたけど、中に銃を仕込んでましたからね。あれは販促。