アイドルが登場するのは「ガンダムファンが嫌いそうだから」 「マクロス」河森監督の企画論
超時空要塞マクロス放送開始から今年は35年。サンライズ以外ならば一番のロボットシリーズじゃないでしょうか。その生みの親である川森正治監督のマクロス誕生秘話が中々興味深いですね。
マクロスが製作されていた時は、ガンプラブーム真っただ中。打ち切りだったガンダムが大正義になっていた時ですね。まだリアルロボット乱発の時代ではありませんが、そこに真っ向から勝負するには逆張りをしていかないといけないと。そこは分かります。ただ、やっぱりスポンサーがあってのアニメなので、そこの意向は無視できません。当初は人型ロボット以外でやりたかったみたいなんですが、それでは売れないと。さらに飛行機は売れないと。
しかし、マクロスに出てくるバルキリーは戦闘機⇔ロボットの変形。レゴを使って試作品を作っていたのは有名な話ですが、そこまでやってゴーサインが出たと。ただ、当時の玩具の水準では完全変形は難しかったみたいですが。人型以外のロボットと言う点では、恐らくデストロイド系とかにそれが受け継がれているんでしょうね。
また、マクロスを語る上で外せないのが「歌」の存在。放送時の82年と言えばアイドルブームだったと思いますが、それも相乗効果を生んだのではなかろうかと思います。ベタベタですけど、「愛・おぼえていますか」は今聴いても良曲ですしね。
しかしながら、一番特筆すべきはアイディアの出し方。記事にもあるように「A作品の取材旅行をしながら、そこで見聞きしたものや出会った人から想起したB企画を立てている」と言う連鎖反応のような形ですね。これは私も見習っているところです。仕事に限らず「転用」が出来れば色々と捗りますしね。中々上手いことはいきませんが、意識していると色んなモノの見方が面白くなります。
超時空要塞マクロス放送開始から今年は35年。サンライズ以外ならば一番のロボットシリーズじゃないでしょうか。その生みの親である川森正治監督のマクロス誕生秘話が中々興味深いですね。
マクロスが製作されていた時は、ガンプラブーム真っただ中。打ち切りだったガンダムが大正義になっていた時ですね。まだリアルロボット乱発の時代ではありませんが、そこに真っ向から勝負するには逆張りをしていかないといけないと。そこは分かります。ただ、やっぱりスポンサーがあってのアニメなので、そこの意向は無視できません。当初は人型ロボット以外でやりたかったみたいなんですが、それでは売れないと。さらに飛行機は売れないと。
しかし、マクロスに出てくるバルキリーは戦闘機⇔ロボットの変形。レゴを使って試作品を作っていたのは有名な話ですが、そこまでやってゴーサインが出たと。ただ、当時の玩具の水準では完全変形は難しかったみたいですが。人型以外のロボットと言う点では、恐らくデストロイド系とかにそれが受け継がれているんでしょうね。
また、マクロスを語る上で外せないのが「歌」の存在。放送時の82年と言えばアイドルブームだったと思いますが、それも相乗効果を生んだのではなかろうかと思います。ベタベタですけど、「愛・おぼえていますか」は今聴いても良曲ですしね。
しかしながら、一番特筆すべきはアイディアの出し方。記事にもあるように「A作品の取材旅行をしながら、そこで見聞きしたものや出会った人から想起したB企画を立てている」と言う連鎖反応のような形ですね。これは私も見習っているところです。仕事に限らず「転用」が出来れば色々と捗りますしね。中々上手いことはいきませんが、意識していると色んなモノの見方が面白くなります。