先日本屋さんで注文した本を受け取って来ました。
東京日記3 ナマズの幸運。
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2011-01-26
川上弘美 著
『東京日記3 ナマズの幸運』(平凡社)
芥川賞作家、川上弘美さんの書く、ウソとホントのまざったおとぼけ日記。赤いパンツをはいて気力をみなぎらせたり、奈良ホテルの池で捕獲され、秋篠宮家に献上された四匹のナマズの幸運を祈ったり、友だちと絹の腹巻の話で盛り上った後、「そういえばこのところあたしたち、恋愛の話とか、ぜんぜんしないね」と言われて放心してしまったりします(笑)
もう一冊、久木綾子さんの『見残しの塔』も注文していたのですが、こちらは品薄で在庫を確保できなかったとのこと。しかたがないので、十数年ぶりに地元の図書館に行って借りて来ました。
久しぶりに行きましたが、いい体験になりました。
今はipadなんかも貸し出しているんですね。
前から読みたかった、三山喬さんの『ホームレス歌人のいた冬』(東海教育研究所)もついでに借りて来ました♪
一時期、朝日新聞の短歌コーナーに採用されて話題になった、ホームレス歌人、公田耕一(おそらくペンネーム)を取り上げたルポタージュ。
公田耕一の痕跡を探して、作者が横浜、寿町界隈のドヤ街の人々にインタヴューして回ります。このドヤ街の人々の話がすごく胸に迫りました。
田舎の小さな図書館なので、蔵書は少ないのですが、こじんまりとした中にも本と触れ合う様々な工夫がこらしてありました。今度はゆっくり見てこようと思います。
とりあえず、返却期限までに読んでしまわないと。
ホームレス歌人のいた冬 価格:¥ 1,890(税込) 発売日:2011-03 |