出久根達郎の『佃島ふたり書房』読んでみたい!!
BSフジプレミアムで放送された「名作を旅してみれば~佃島ふたり書房」を見ました。
イッセー尾形さんが、名作に登場する舞台を、実際に旅する番組だったのですが、今回は出久根達郎の『佃島ふたり書房』
作品の舞台である東京の佃島とか、神保町の古書店街、東京古書会館、早稲田の古書店「虹書店」などを訪れていました。
普段は関係者しか入れない古本の振り市の様子が面白かった♪
『佃島ふたり書房』の中の文章も本好きにはたまらない☆
「本が呼吸している」とか、「客は本の身内だから、本を雑に扱う本屋には客は寄り付かない」とか。
客がたまたま手に取った本について詳しく解説しちゃう古本屋の店主も頑固そうだけどカッコイイ!
東京はいいなぁ、と思ってしまいました。
神保町行ってみたい!!
出久根達郎の『佃島ふたり書房』、さっそく探してみよう♪
アニメ「進撃の巨人」第一話を見ました。
巨人とその捕食対象である人類の戦いを描いた作品。
やっぱり人間が食べられちゃうので残酷シーン目白押しなんだけれど、巨人と人類の関係が、人間と家畜の関係みたいで、コミュニケーションが断絶しているのがホラー。
普段人間がプチプチつぶしている蚊やゴキブリにも家族や友人がいて、恋愛したり親子愛があったりしたらきっとこんな感じなんだろうな、とつい考えてしまう(苦笑)
昔ラジオドラマで、大学の実験室で実験用に飼育されているゴキブリの一家を主人公にしたダークなドラマがあったけれど、あくまで人間を信じているお父さんが悲劇だったな。
娘のゴキブリが手足を切断されて、頭部を切断された他のゴキブリと結合させられて、神経系の実験台にされちゃうんだけど、それまで「人間は私達の世話をしてくれている。きっといい人たちなんだ」と信じていたお父さんが、人間に向かって「あんた達は何がしたいんだ!」と叫ぶ。
もちろんゴキブリの声は人間には理解できないのだけれど、精神を病んだ奥さんを抱える大学教授の悩みが、ゴキブリ一家の悲劇と対照的で、すごく印象に残っている。
「進撃の巨人」のシリーズ構成は、特撮などでも評価の高い小林靖子さん。
原作のイメージはそのままに、どこまで独自の熱いドラマを展開させてくれるのか、期待しています。