2006年の映画、『ブレイブ・ストーリー』のDVDを観ました♪
監督は千明孝一。主役ワタルの声を松たか子。宮部みゆきさんの原作をアニメ映画にしたものです☆
声優陣は豪華♪ 今井美樹、伊東四朗、樹木希林、常盤貴子など。どうもヘタだなぁ(笑) と思っていたら、お笑いコンビのインパルスや北陽なんかが起用されていたりして。準主役級のミツル役にウエンツ瑛士というのも驚きでした。(けっこうウマかった)
原作を読んでから観たのですが、トカゲみたいな種族でキ・キーマというキャラクターがお気に入りだったのに、その声を大泉洋がやっていて、ちょっとイメージが軽すぎ。ま、後半は泣きましたが、もう少し活躍させて欲しかったかな(^^)
ストーリーは小学生のワタルが、両親の離婚という危機に直面。その現実を変えるべく、『幻界(ヴィジョン)』という異世界で運命を変えてくれるという女神さまに会う為に冒険の旅をするというもの。
そこはトカゲ男や猫人間が普通の人間と共に暮らし、ドラゴンが飛び交うファンタジーの世界。ワタルと同じように、自分の運命を変えるべくこの世界にやって来た転校生のミツルは強力な魔導士になっていて、見習い勇者のワタルとは大違い。
トカゲ男のキ・キーマや、猫人間の少女ミーナと一緒に旅するワタルと違って(あとドラゴンの子どものジョゾ☆)、たった一人で旅し、魔法の力で森を焼き、街を破壊し、人を傷つけても宝玉を手に入れようとするミツル。
大切なものを手にいれるためには何をやってもいいのか?
というのがこの物語の一つのテーマになっています。(多分)
やっぱり長編小説の映画化ということで、時間的に前半は急ぎすぎ。でも後半はストーリー自体も変更になっているので、よくまとまっていて楽しく見れました。ゾフィ(北の国のお姫様)がミツルより年下だったり、勇者の剣がサーフボードみたいになるのも面白かったけれど、何よりカッツ(女性、たぶん年下)さんが無事でホントに良かった♪
こういう映画は原作ファンには賛否両論あるところでしょうが、わたしもホントならもっと注文をつけたいのに、結局泣いてしまったので、何も言えません(苦笑)
なんだか涙腺が弱くって。
こういう子どもが頑張る映画はいいです♪
原作ではワンワン泣きました。
映画のラストで、なぜミツルと妹が・・・?
だったよね。
なぜだろう??
小5の娘でさえも、変だなあ?と思ったらしい。
でも、このお話好きです。
映画もまあまあ良かったかなぁ~
オススメの「ブレイブ・ストーリー」、原作を読んでから観て正解でした♪
原作での思いいれがあったので、キャラクターにも感情移入しやすかったです。
映画だとそれぞれのキャラクター(特にカッツとか)の抱えているものまでは、そんなに深く描かれていなかったので。
でも映画は映画で楽しめました♪
ラストは確かにちょっと不思議ですよね。
でもああいうラスト、私は好きです☆