TVが地デジ化したのでBSデジタルやCSデジタルでさっそく映画を観ています♪
とりあえず3作品☆
『シッコ Sicko』(監督マイケル・ムーア 2007年)
『グラン・トリノ』(監督クリント・イーストウッド 2008年)
『ホームレス中学生』(監督古厩智之 2008年)
マイケル・ムーア監督は得意のドキュメンタリー。
笑いを織り交ぜながらもアメリカの医療制度の問題に鋭く切り込んでいきます!
保険会社が患者の運命を握り、金のない患者は道端に捨てられる…
ウソみたいですがこれがアメリカの真実。
フランスやカナダなど、他の国とも比較していて、資本主義が行き過ぎるといかに人間が置き去りにされるかがわかって興味深かったです。
子育て支援として忙しいお母さんに代わり洗濯までしてくれるフランスの制度には驚きました!
『グラン・トリノ』は名俳優でもあるクリント・イーストウッドが監督、主演をこなしている作品。
「グラン・トリノ」というのは、朝鮮戦争に従軍した経験を持つ気難しい老人(クリント・イーストウッド )が大切にしている車の名前。
近所に引越して来たアジア系の家族のことを最初は偏見に満ちた目で見ていたイースドウッドが、その家族の1人である少年とあることをきっかけに交流を持つようになり、友情のような感情を育んでいきます♪
しかし、悲劇がそんな人々を襲う…
戦争の記憶。
家族との不和。
懸命に生き、子供たちも独り立ちし、妻に先立たれた老人。
人はいつか自分の「死に方」を考えるようになるものかも…
老人が少年を一人前の男にするために、行き付けの床屋で「男同士の会話」って奴を教えるシーンが面白かったです♪
心に響く映画でした。
『ホームレス中学生』はお笑いコンビ「麒麟」の田村裕のベストセラー自叙伝を小池徹平主演で映画化した作品☆
借金でアパートの部屋を差し押さえられ、父親に「解散!」といわれて放り出されてしまった兄、姉、そして中学生の弟。
上の兄姉に迷惑をかけたくないと、「友達に泊めてもらう」とウソをついてその日から公園暮らし。
何か他に打つ手がありそうなものだけれど、兄姉を思う弟、弟を思う兄、そんな兄妹を助けてくれる人たちと、人情映画としてけっこうジーンとくる映画に仕上がっています。
兄と弟が牛丼屋で食事をするシーンがよかったなぁ♪
しかし、田村役が小池徹平って美化しすぎだろう(苦笑)
地デジ化して見られる番組が増えたのは嬉しいけれど、たくさん見たい番組があって寝不足になりそうです。
やっぱり録画できる機器が必要かなぁ~
でもブルーレイディスクプレイヤーって高いんだよなぁ…
確かに、小池鉄平だと清潔感漂うホームレスでしたね。
モモさんも観ました?
バス旅行ってよく映画が流れますよね。
私も何度「寅さん」を観たことか(苦笑)
『ホームレス中学生』も『グラン・トリノ』もいい映画でした♪
『ホームレス中学生』では助けてくれた人たちに兄妹三人が頭を下げて感謝するシーンがジーンときましたし、『グラン・トリノ』では主人公の老人の生き方がとても印象に残りました。
小池くんの「ホームレス」はちょっとリアルさがなかったですけどね~
あれだけイケメンならどこの家でも置いてくれそうなのに…なんて観ていて思ってしまいました(^^)
猫や犬なら絶対拾われてかわいがられるタイプだと思うんですけどね♪
息子がいい映画だからと帰省した時に持ってきたのを見たんです。
胸が痛むけど、ラストが爽快でした。ちょっと勧善懲悪っぽかったので・・・ただ、病んだ世界はあそこまでしないと治らないものなのかな?
『グラン・トリノ』、クリント・イーストウッドの演技がよかったです♪
監督としても才能があるなんてすごい人ですよね!
あのラストは予想していなかったので、衝撃的でしたが、あのラストだからこそ私の中で記憶に残る映画になりました。
息子さんがオススメした気持ちがわかるような気がします(^^)
あのチンピラ達も群れているから過激に突っ走るのであって、一人一人なら老人と友達になったあの少年のようになれるのでは?
あの老人ならそんな力がありそう…
と映画を見終わって思いました。
甘いですかね?
少年にあの老人が必要だったように、老人にとってもあの少年との出会いが人生の最後でとても必要なことだったように見えました。
心動かされる映画でした☆