上善如水

ホークの観察日記

訃報

2012-03-22 21:06:23 | ニュース

 アニメ監督の石黒昇さんが、3月20日、73歳で亡くなられたとのニュースを見ました。

「超時空要塞マクロス」の監督、「宇宙戦艦ヤマト」の演出、「銀河英雄伝説」なども手がけていたアニメ界の重鎮です。

 私は専門学校時代に「石黒ゼミ」の授業を受け、演出やお話作りについて直接教えを受けました。

 「エヴァンゲリオン」などで一世を風靡した「ガイナックス」の面々がまだ学生の頃、当時「マクロス」を作画していた「アートランド」に遊びに来て、そのまま作画して行ったというエピソードなども聞かせてくれました。

 本当に残念です。

 心より、ご冥福をお祈り申し上げます。

 今敏さんといい、出崎統さんといい、さみしい限りです。

「マクロス」大好きだったなぁ。

 素晴らしい作品をありがとうございました。

超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか HDリマスター版 [DVD] 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか HDリマスター版 [DVD]
価格:¥ 7,140(税込)
発売日:2007-12-21


『年収150万円節約生活』『あしたも、こはるびより』

2012-03-20 22:07:16 | 日記・エッセイ・コラム

 たまに買物に行ったりして、駐車場に車を入れると、隣の車の助手席から犬がのぞいていたりしてビックリします。

 

 ビックリはしますが、これがけっこう嬉しい♪

 

 実家には私が生まれる前から犬がいて、犬がいるのが当たり前の環境で育ったんですよね。

 生まれたばかりの子犬が争うようにお乳に吸い付いている場面とか、父親が鉄砲をやっていたので、犬が草むらに飛び込んでキジを追い出すシーンとか、他の家にもらわれていくのを、子供心に悲しく見送ったことなんかが今でも脳裏に浮かびます。

 猫も好きですが、やっぱりゴロンと転がってお腹をなでさせてくれたり、姿を見ただけで嬉しそうに駆け寄って来てくれる犬の方が好きかな。

 

 本日、3月20日は「動物愛護デー」

 

 東京上野動物園では開園記念日ということで入場無料。

 いいなぁ~

 

 最近読んだ本です。

 

年収150万円一家 節約生活15年め 年収150万円一家 節約生活15年め
価格:¥ 924(税込)
発売日:2011-09-09

 

  イラストレーター、森川弘子さんの節約生活コミックエッセイの第3弾。

 無料や値引き大好き♪

 SF作家の旦那さんと、小さな娘さんと3人で、日々節約生活を心がける森川さん。

 光熱費削減のために親子3人でお風呂に入ったり、節約レシピを考え出したり。

 決して貧乏くさくない、節約を優雅(?)に楽しむ一冊です。

 

 もう一冊は、83歳と86歳のご夫婦が実践されている、自給自足の菜園生活。

 

あしたも、こはるびより。: 83歳と86歳の菜園生活。はる。なつ。あき。ふゆ。 あしたも、こはるびより。: 83歳と86歳の菜園生活。はる。なつ。あき。ふゆ。
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2011-10-28

 

 愛知県のニュータウン近くで、木々を植え、野菜を育て、燻製やお菓子を作って丸太小屋に暮らす2人。

 野菜クズや落ち葉をたい肥にした畑。

 無理をしない程度に畑を耕し、草花を植え、食べ物を作る。

 丸太小屋といっても建築家のご主人が設計しただけあって、とっても暮らしやすそうな素敵なお家です。

 写真に写っているのはレンガ製の燻製釜。

 奥さんの作るお菓子がこれまた美味しそう♪

 いいなぁ、こんな生活。


『日本人の知らない日本語 3 祝! 卒業編』

2012-03-16 21:11:54 | 本と雑誌

日本人の知らない日本語3  祝!卒業編 日本人の知らない日本語3  祝!卒業編
価格:¥ 924(税込)
発売日:2012-03-08

 ようやく買って来ました。

 蛇蔵&海野凪子 著

『日本人の知らない日本語 3 祝! 卒業編』 (メディアファクトリー)

 日本語学校でユニークな学生さんたちに囲まれ、日々奮闘する凪子先生の大人気シリーズもいよいよ3冊目。

 日本ではすっかりおなじみのサンタクロース。

 でもイギリスでは「ファーザークリスマス」と呼んだり、ドイツでは「クリスマス男」と「クリストキント」を信じている子供の方が多かったり、悪い子を罰する「黒いサンタ」さんもいるそうです。(それで悪い子をさらっていってしまうんです)

 さらにロシアでは、クリスマスは12月じゃなくて1月。しかもサンタさんに似た人はいるけれど、孫娘を連れているんだとか。

 し、知らなかった!

 その他にも、「~アルヨ」と話す中国人のイメージがどうしてできたのかとか、ドイツ人が日本に来て、初めてバームクーヘンを見たとか(旧東ドイツの地方の郷土料理で一般的でないため)、そんな興味深い内容が今回もたくさん収録されています。

 

 指を使った数の数え方もお国によってそれぞれあって、インド人が関節の数で数えるというのにはビックリ!(指先も数えます)

 片手だけで16まで数えられる!!(親指で関節を差し示すので親指は数えません)

 カタカナが実は漢字やひらがなよりも外国の方にはわかりにいくというのも、この本で知りました。

 お酒の自動販売機に驚くスウェーデン人(スウェーデンでは政府直轄店に平日6時までに行かないと買えない)

 日本のマンガで夏のシーンによく使われる「ミ~ンミ~ン」という擬音の意味が初めてわかったフランス人(フランスの北部地方にセミはいない)

 お寺の池にたくさん亀がいるのを見て、「おいしそ~」とつぶやく中国人(苦笑)

 世界にはいろんな価値観があって、多様な文化があって、とっても面白い☆

 韓国の人に「僕の愛人になって下さい」と言われても驚かないように。

 韓国や中国では「愛人」は日本でいう「恋人」(または配偶者)のことです(苦笑)

 

 今回は早くも「4巻」の予告として、なんと「袋とじ」ページがおまけでついていました!

 次回は日本を飛び出し、海外で日本語を学ぶ外国人を取材する内容だとか。

「袋とじ」だから買わなきゃ見られない。

 これはいいイディアだなぁ~

 ちょっとだけ紹介すると、貝原益軒の『養生訓』を教科書として使っているベルギーの日本語の授業なんかが紹介されています。

 レベル高!

 人々の「々」や佐々木の「々」

 これは「おどり字」といってくり返しを表す記号だそうで、正式には漢字でさえないとか。

 ワープロや携帯で一文字だけ打ちたい時は、「おなじ」と入れると「々」と変換されます。(機種によってはそうでないものもあります)

 ご存知の方も多いのでしょうが、私は知りませんでした。

 まさに「日本人の知らない日本語」!!

 勉強になるな~♪♪

 日本人も自分たちが使っている日本語にもっと情熱を持って接すれば、面白い発見がまだまだたくさんあることを教えてれるコミックエッセイ。

 蛇蔵さんの絵柄もかわいくてとっても読みやすかったです。

 あー、面白かった☆


『森薫 拾遺集』

2012-03-15 23:24:18 | 日記・エッセイ・コラム

 久しぶりに仕事関係でドタバタした日々を過ごしています。

 ストレスでつい甘い物に手が伸びる(苦笑)

 

 そんな中、心を癒してくれたのは、森薫さんのマンガ。

 森薫さんは『エマ』や『乙嫁物語』が好きで読んでいるマンガ家さんですが、この度、過去に様々な場所で描いた作品を寄せ集めた作品集が発売されたんです♪

森薫拾遺集 (ビームコミックス) 森薫拾遺集 (ビームコミックス)
価格:¥ 651(税込)
発売日:2012-02-15

 メイドさんとか、バニーガールとか、コルセットとか、暖炉とか、ネチネチとよくぞここまで、と思えるような自分の趣味に走った森薫さんの作品の数々(苦笑)

『エマ』や『乙嫁物語』のイラスト、四コマもあります。

 単行本未収録の物ばかりなので、ファンには嬉しいかな。

 さあ、明日は金曜日。

 もうひと頑張りしなくっちゃ。

 


『中国嫁日記(二)』

2012-03-12 23:33:28 | 本と雑誌

 本屋さんで見つけた本です。

「赤毛のアン」ノート (ちくま文庫) 「赤毛のアン」ノート (ちくま文庫)
価格:¥ 924(税込)
発売日:2012-03-07

 

 高柳佐知子さんの「赤毛のアン」に寄せる愛情がタップリ詰まった本。

 これまでに出された本のいいところを集めて、書下ろしを増補、文庫化したとってもお得な一冊。すでに絶版となっている本もあるので、まだ手にしたことのない人にはオススメです♪

 私はすでに持っている高柳佐知子さんの本と内容がカブっていたのと、文庫で924円(税込み)という値段にビビッて買えませんでした。

 欲しいことは欲しかったんですけどね~

 

 立ち読みしてきたのは、井上純一さんがブログで自分たち夫婦のことをマンガで描いて好評だった、「中国嫁日記」シリーズ第2巻。

中国嫁日記 (二) 中国嫁日記 (二)
価格:¥ 998(税込)
発売日:2012-03-10

 

 中国人(東北人)のお嫁さんは20代。

 対する日本人の井上さんは40代のオタクな職業。

 年の差もあるけれど、中国と日本の文化の違いが生活の随所で顔を出して、爆笑をさそいます♪

 今回は東日本大震災当時の状況も描かれていて、日本で暮らす外国人の受けた衝撃、日本語学校に通う人々の様子などもわかり、笑いだけじゃない内容。

 原発の爆発後、両親や親類から日本を脱出するように何度も電話で言われて、そのつど断ることが辛かった、という日本語学校の中国人先生や、お嫁さんのエピソードには涙をさそわれてしまいました。

 日本で頑張っている外国の方もたくさんたくさんみえるんですよね。

 お嫁さんの両親(モンゴル自治区出身)を中国の国内旅行に連れ出し、パンダや故宮を回る話も面白かったです♪

 中国のプロポーズのイメージって、男性が片ヒザを着いて、女性に花束や指輪を差し出し、愛の告白をするってイメージなんですって!

 宝塚かよ!!(苦笑)

 この本を読むと中国が少しだけ好きになるかも☆

 

 コミックエッセイとしてはかなり売れた、「日本人の知らない日本語」シリーズ(蛇蔵&海野凪子)も第3巻が発売されました。

日本人の知らない日本語3  祝!卒業編 日本人の知らない日本語3  祝!卒業編
価格:¥ 924(税込)
発売日:2012-03-08

 こちらも日本語学校が登場。

 ユニークな外国人生徒さんたちの質問に、凪子先生が答えていくというもの。

 田舎の本屋さんにはまだ置いていなかったので、機会を見て購入しようと思っています。

 今回はイラストやマンガばったりだなぁ~