前略、ハイドン先生

没後200年を迎えたハイドン先生にお便りしています。
皆様からのお便り、コメントもお待ちしています。
(一服ざる)

突然、ヴィオラを買う

2025-02-25 16:15:37 | そのほか
アラカン(=アラウンド還暦)の定義は曖昧なようですが
「四捨五入すると60歳」という事でいえば私も既にアラカンです。
そんなアラカンおじさん(というか初老?)が突然「ヴィオラ」を買いました。

この歳になると人間ドックで色々と気になる数値が出てくるので食生活にも気をつけてなければなりません。
特に認知症予防には何か新しいこと(趣味など)を始めるのが良い
それも手先を使うもの、アウトプットするものがより良いとのアドバイスを妻から受け
アラカンで楽器(ヴィオラ)を始めることになりました。



ヴァイオリン工房をされている知り合いの方のお勧めで初心者用のヴィオラセットを購入しました。


そのヴィオラを抱えて、早速、個人で教えていらっしゃる先生(妻も通っている)のところに体験レッスンに行きました。

実はヴァイオリン・ヴィオラなどの弦楽器を始めるにあたり、大きな懸念がありました。
クラシック音楽をお聴きになる方はご存知だと思いますが、ヴァイオリンなどは肩に乗せて弾きます。
でも、ただ乗せているだけではなく顎と肩で挟むんですよね。演奏中ずっと挟みっぱなしというわけではないですが。
チューニングするためにアジャスター等を調整する時は手で持たずに顎と肩だけで楽器を支えなくてはなりません。

男性にしては撫で肩で且つ首が長めのため(傍証としてショルダーバッグがすぐズリ落ちてくる、電話の受話器を肩に挟んでメモを取るのが苦手)
この「楽器を顎と肩だけで支える」というのが「最初(且つ最大)の難関だな」と感じていました。


①体験レッスンの時(ヴィオラ体験1日目)
ヴィオラ本体や弓の持ち方など基礎中の基礎から教えて頂くのですが、当然楽器は支えられず。どこに楽器を置いても違和感しかない。
まあ、初めて持ったので当然ですが。
それでも簡単に音をだしたり、ゆっくりと音階を弾いたりして体験レッスンは終了。

②翌日(ヴィオラ体験2日目)
肩当ての高さを調整したり、妻に姿勢を見てもらったりしながら色々試してみましたが、どうもしっくりこない。正解がわからない。
まだ顎と肩だけでは支えられず。
妻曰く、最初はそんなもん(妻も慣れるまで時間がかかった)との事。
夜、YouTubeでヴァイオリン演奏を観ていた時、思っていた以上にヴァイオリンを(垂直方向に)斜めにするんだなあと感じました。
演奏中だからかも知れませんが。自分は楽器が少し水平過ぎたかな?

③更に翌日(ヴィオラ体験3日目)
昨夜の映像を参考に、気持ち楽器を斜めにして色々位置を探っていると漸く何とか楽器が支えられる位置が判明。
一旦楽器を外して、また構えてを繰り返して何となくできるようになりました。勿論、何も考えずに一回でビシッと決まるわけではないですが。
正しい?位置に収まるとやはり楽器の安定感もいいので、楽器を落としそうな不安感は軽減しました。


何はともあれ、これでやっとスタート地点に立てました。
勿論、右手のボウイングと左手の弦押さえ?も簡単ではないでしょうが、これらは練習すればその分だけ幾らかは上達していくと思います。
ただ、楽器を支えるのは「上達するしない」ではなく「できるかできないか」だと思ったので、その意味で「最大の難関」を突破した気分です。

そもそも認知症予防のために始めたものですから、大それた目標は立てず気長にやっていこうと思います。
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