妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

介護日記から(13)

2011-09-04 01:37:20 | 認知症介護
アルツハイマーの妻 要介護3の時の記録です。

現在は要介護5で、老健に入所中です。

日記帳から
日々起きる新しい行動、些細な事でも記録します。

・トイレに入ると、かなりの時間出てきません。
・お金を数えているとき「いくらあるのか・・・?」と、
聞いたところ「2万9千円・・」と答えた。

昨日も2万9千円と答えた。

実は、五千円札1枚、千円札9枚だった。

施設からの便り

今日はカバンが気になる一日で、ずっと、財布の中のお金を数えては
しまい、叉、出しての繰り返しで他の利用者から
「金持ちはちがうね~。」と、言われ、照れ笑いしていました。

別の日の便り

昼食後、他利用者のカバンを自分のと勘違いし
中身を触っていました。
全く色の違う財布ですが、「私のです・・」と、離さず
お金を数えていました。

形や色はあまり関係なくカバンがあれば自分の物と
思ってしまうようです。

この日記は平成16年3月のデイサービスを利用していた時の
記録です。

今では、この時の行動・言動はほとんど記憶になかったが
読み返してみると当時が懐かしく思い出します。

今では、この日記が当時の妻の様子が克明に脳裏に
映り出します。
フォトアルバムの様です。