アルツハイマーの妻 要介護3の時の記録です
現在は要介護5で老健に入所中です。
平成16年4月15日デイ休みの日
裏山へ(山と言っても家から100メートル位の林です。)
山菜が出たか妻と様子見に行きました。
ウコギがようやく芽が出たところです。
暫くして「帰る・・・。」と言って逆の方向へ向かった。
また、家の近くまでくると当然曲がる角を曲がらず真っ直ぐ行った。
家は「こっち・・・。」だよ、と言うと全然、似てない家を指差して
「あそこ・・・。」と言った。
場所に対する見当識障害が見られた。
現在は人物に対する見当識障害になってます。
私が面会に行って顔を見ても、職員が「旦那さんです。」と言っても
キョトンとしているが、私が声をかけたり手を握ったりすると「ニコッ」とします。
15日施設から
昼休みせずカバンをいじっていて疲れたのか不機嫌 続かれました。
周りで皆さん話していても 怒った表情で混ざらず、おやつの時間過ぎまで
機嫌戻りませんでした。
夕方になり縫い物を手伝って下さって笑顔みられます。
16日施設から
カバンいじり対策としてカバンを隠してみることを試みた。
午後から昼休みの後、カバンを本人の目の見えない場所に置いてみた。
他の利用者のカバンを「これかしら?」と触り、持ち主の方に「ちがうよ・・・」
と言われると諦めたのか、それ以外は気にすることありませんでした。