妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

介護日記から(17)見当識障害

2011-09-10 00:05:07 | 認知症介護

アルツハイマーの妻 要介護3の時の記録です

現在は要介護5で老健に入所中です。

平成16年4月15日デイ休みの日

裏山へ(山と言っても家から100メートル位の林です。)

山菜が出たか妻と様子見に行きました。

ウコギがようやく芽が出たところです。

暫くして「帰る・・・。」と言って逆の方向へ向かった。

また、家の近くまでくると当然曲がる角を曲がらず真っ直ぐ行った。

家は「こっち・・・。」だよ、と言うと全然、似てない家を指差して

「あそこ・・・。」と言った。

場所に対する見当識障害が見られた。

現在は人物に対する見当識障害になってます。

私が面会に行って顔を見ても、職員が「旦那さんです。」と言っても

キョトンとしているが、私が声をかけたり手を握ったりすると「ニコッ」とします

15日施設から

昼休みせずカバンをいじっていて疲れたのか不機嫌 続かれました。

周りで皆さん話していても 怒った表情で混ざらず、おやつの時間過ぎまで

機嫌戻りませんでした。

夕方になり縫い物を手伝って下さって笑顔みられます。

16日施設から

カバンいじり対策としてカバンを隠してみることを試みた。

午後から昼休みの後、カバンを本人の目の見えない場所に置いてみた。

他の利用者のカバンを「これかしら?」と触り、持ち主の方に「ちがうよ・・・」

と言われると諦めたのか、それ以外は気にすることありませんでした。