妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

介護日記から(29)忘れてしまうのか

2011-09-22 00:24:35 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマーの妻 要介護3の時の記録です 現在は要介護5で全介助です

日記

「今日 芝桜を見に行ったのかい。。。?」と聞くと即座に「行かなかった・・・」

と答えたので「何処かにドライブに行かなかったのかい・・・」と聞くと

これも即座に何も考えるひまもなく「どこにも行かなかった・・・」と答えた。

以前の空港公園の時と同じです。

本当に忘れてしまっているのか、私の問いに ことごとく否定または

反対しているのかと思ったりします。

痴呆になるずっとまえからこの様なことが多々ありました。

反省

妻の場合こちらの問い掛けに記憶をたどって思い出してみようと

言う思いやりがあるのか。。。? いや、私の問い掛けにまるで無視

しているのか・・・

性格の由来もあると思う。 (認知症ゆえの記憶障害と解っていますが)

施設からのコメント

行ったことは他の方も大体忘れることが多いようです。

行った直後の帰りの車内でも忘れるので 忘れるから行かない

のでなく その都度喜んでもらえたらという気持で行ってます。

まちがっても わざと否定している訳ではないようです。

反省

忘れる・・・この言葉・・・私は最初から脳に書き込まれないので

「記憶が無い=記憶されない」と置き換えます。

忘れた・・・この言葉を聴いたことが無い。

妻には不要な言葉になってます。

忘れる能力は無いと思う。

現在の妻は 全介助で話すことも出来ず 食事も自力で食べられません。

水も自分で飲めません。