妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

介護日記から(16)

2011-09-08 00:19:03 | 認知症介護

認知症の妻 要介護3の時の記録です。現在は要介護5で老健に入所中です。

家から

自分の物、他人の物の区別が出来ないので、家では、風呂場、洗面所、台所の物、冷蔵庫の

食品類にまで私たち二人の物以外には名前を書いてあります。

名前がついてない物は誰の物、という意識がないです。

施設から

認知症の方々、皆さんに結構同じ様な症状があり、室内に干してある洗濯物を指差して

何人もの方々が「これ私のだわ。。」とおっしゃいます。

ノイ子さんもこのセリフが多くなりました。

PM  風船バレーで身体を動かしています。

家から

前日、夕食後、薬を飲まなかったため朝まで睡眠をとりません。

その間カバンをいじり続けていました。

施設から

いつも一緒にいる旦那さんは大変ですね。お疲れ様です。

こちらで入浴の際、脱衣所で服を脱ぎ、まだ途中の下着姿で何度も浴室にカゴまで

持ってきては脱いだり着たりを繰り返しています。

何度か、むこうで脱いでくださいとお願いするとすぐに怒ってしまいます。

家から

デイから帰って・・・夕食を6時にとり薬を飲ますと直ぐに横になり、そのまま

眠ってしまいました。

AM1:30まだタタミで眠っています。

まもなく起きてカバンいじりが始まると思います。

トイレに入るとなかなか出てこない、声をかけると返事はするが出てこない。

出ても、また直ぐ入りなかなか出てこない。が始まる  AM1:30記帳

反省

狂ったような執拗なカバンいじり、意に染まないと怒り出す。

当時20年間 認知症介護に携わっている看護師は、この様なカバンいじりに

執着している患者は見たことがないと言った。

私はなんとなく薬が原因ではないかと疑いを持ち始めました。

薬剤情報を取り寄せ調べ始まった。