妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

介護日記から(21)仕事をしてます

2011-09-14 00:08:28 | 認知症介護

アルツハイマーの妻 要介護3の時の記録です。現在は要介護5で全介助

今までは、カバンいじりのかなりの時間は財布から紙幣を取り出して

何回も、何回も、数えることに費やしていました。

2,3日で札が痛んでしまうので新しい札と入れ替えていた。

今は財布の中身は硬貨だけです。

紙幣を入れなくなってから何故かカバンいじりは、ゆっくり イライラ

しないでやってます。

あれ程、札数えに夢中だったのが『お札がない・・・』と言わないです。

 

施設から

今日も沢山のお手伝いをして頂きました

何かをしていると、とても本人は輝いている様で

張り切って取り組んでいただきました。

午後からはいつも過ごす隣の部屋でレクリエーションを

楽しまれていました。

施設では何か仕事をしていると落ち着いていると何度か記入があります。

デイには仕事で行ってると本人は思っていた。

妻は仕事人間で働くことに使命感が強かった。

 

デイ休みの日 5月3日

二人でホームセンターへ花の苗を買いに行ってきました。

ベコニア・サフィニア・ミリオンベル・ナスタチューム

庭の草むしりなど自分から進んでやりました。

日中、何度も仕事の迎えが来ないと言ってました

 

振り返って

財布の中に紙幣が無いのが不思議がらない。この記憶喪失は

何記憶の障害と医学用語で言うのか、脳のどこの欠損か知りたい。

デイ休みの日、毎回必ず『迎えの車が来ない』と言うのは

意識の障害はないからだと私は確信してます。